今週水曜日に公開される『ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛』の試写会に行ってきました。
余談ですが、2名まで入場できるっていうことで、速攻頭に浮かんだのは、きりんさん。
だってさあ、前にこんなに熱く原作の感想を綴っているんだもん!(笑)
というわけで、映画の前作も観ていないし原作も未読ワタシと、熱烈原作ファンのきりんさんのふたりで行ってきました。
シリーズ途中から観るってことについては、きりん曰く、実質的には1話完結だから問題なしとのこと。
でも、実はあまり期待はしていませんでした。
原作があるものを2時間程度の映像にまとめようとして、エピソードを間引いて物語の奥行きがなくなったり、あるいは膨らませるために贅肉が冗長になったりすることが多いし。
それに、ファンタジーの世界を作るために、CGを多用して、かえってウソっぽくて興醒め、なんてのもあるしさ。
しかし、いい意味で裏切られました。
緊張感がずっと続いて、ドキドキハラハラでした。
起承転承転承転転結ってくらい、見所シーンが盛りだくさん。
物語は人間の国とナルニアの国の戦いという軸に、人間の国の王位継承権を巡る陰謀が絡んできます。
俳優もよいです。
主人公の4兄弟は、こっちの世界(ロンドン)にいるときは、なんとなく冴えない表情をしていたのに、ナルニア国に入り込んでからは「ナルニア国の王・王女」の顔に変わるし。
映画は初登場という、タイトルになっている「カスピアン王子」もなかなか美形。
顎が若干、割れているのが気になるところではあるが(苦笑)←いわゆる、長嶋茂雄さんタイプ。
それに、ロケ地が素晴らしい!
これってどこで撮ったんだろう?って気になっていました。
後で、もらった資料を読むと、冒頭の海岸シーンはニュージーランドだとか。
いいなぁ、こんなきれいな場所が、まだ地球上に残されているんだ!
実は今日の日曜洋画劇場が『第1章 ライオンと魔女』だったんだよね。
順序は逆になっちゃったけれど、こちらも息を継ぐ間のない展開で、ナルニアの世界にすっかりはまってしまいました。
原作も読んでみようっと!
ところで、ご一緒したきりんさん。
1作目は観ていないという(公開当時はまだ原作を読んでなかったらしい)ので、映画版は今回が初めてだったわけですが、配役も設定もイメージ通りだったそうです。
途中で「ピーター(兄弟の長男)格好いい!」とかつぶやいているし(笑)。
アメリカ暮らしをしたことがある人なので、「字幕じゃなくて、英語そのままで観てたんでしょ?」と聞いたら、「えっ、字幕なんてあった? どこ? 下??」と尋ね返されてしまいました。
えっとですね、字幕ないと、ワタシ理解できないですから(汗)。
大人になってから、英語学習のためにペーパーバックでまた読んだけど、英語力が乏しくて、1巻以外はほとんどわからず。わからなくても、ファンタジーなら最後まで読んでしまう私って…。村上春樹は投げ出すのに(^^;)。
そうなの。面白いのね。じゃあ、また読まなきゃ。
けーぜさんに洋服ダンスの向こうから呼ばれるようにして来た、ここもお久しぶりです。SNSの世界って、ちょっとナルニアかも。あ、そういえば昨夜9時から「ライオンと魔女」あるんだな、とチェックはしたのに、NHKスペシャル「ドバイ」の沸騰に負けてアラブ男がこする魔法のランプをぼーっと見てしまった。人間がヒト科の動物であることを忘れる世界は怖いわね。これは走るようになってから気づいたこと。
アタシ、子どもの時はこんな本があるってしらなかったのよね。
『大きな森の小さな家』『赤毛のアン』『オズの魔法使い』
『長靴下のピッピ』『不思議の国のアリス』などは、
シリーズで読破しているのにさあ。
『二年間の休暇(別題十五少年漂流記)』も好きだったなぁ。
でも、図書館で借りたものだと、内容を良く覚えてなかったりするでしょ。
大人になってから読み直したものもあります。
もちろん、今も昔も日本語でしか読めませんが(汗)。
>ランちゃん
洋服ダンスの向こうからようこそ!(笑)
リンクを張っているきりんさんのブログを読んで、
前々から読んでみようと思っていたのですが、
映画を観てすっかりやる気です。
図書館で借りてくるわ!←買わないのか!?