2005年11月06日

♪うちら陽気な

SUZUKI DR250R嬢(以下、スズキ=?)とHONDA XR250R嬢(以下、ホンダ)にとっては去年の10月以来、YAMAHA TT250R Raid嬢(以下、ヤマハ=12/11の駅伝メンバー)に言わせると「5年ぶり?」のツーリング。

daibosatsu.gif

大菩薩ラインにて(ホンダ提供)。


スズキ「遅れてごめんなぁあああぁい!!」
ホンダ(ヤマハに向かって)「ほらね!(ゲラゲラ) 第一声はやっぱり“ゴメン”だったでしょ」

スタートからテンションが高い。

ホンダとヤマハは「今回(の目的)はツーリングだよね!」と頷きあっていた。
ツーリングでも温泉でも宴会でも、何でもいいッス。

■ペースメーカー

八王子インター付近で待ち合わせをし、奥多摩周遊道路へ。
檜原街道に入ってからは、キロ1分半(時速40キロともいう)のペースメーカー付き(^^;;)。
バイク3台はスズキ、ヤマハ、ホンダの順だった。
ペースメーカーとの間に3台挟んでいたし、ペースメーカーのすぐうしろの車が苛立っているようだったので、スズキは追い越しやすり抜けをせずに、おとなしくうしろに付いていた。

30分ほどして、まず、イライラ君があきらめて食堂?に入った。
次に我々の直後にいた車が、ヲイヲイって言いたくなるような見通しの悪いコーナーで、オレンジのラインを超えてガッツリ車3台&バイク3台抜き。

続いて、ホンダも車3台&バイク2台抜き。
切れたか…。
ヤマハとスズキも追いかける。

周遊道路に入ってすぐ、別の車に追いついてしまったが、左に寄って道を譲ってくれた。
左手を挙げてお礼のあいさつ。

うんうん。
ライダーっぽいじゃん!


■膝の間には?

奥多摩周遊道路まで来ると、山には赤い彩りも。
ベンチやテーブルが設けられている駐車場で小休止。
ファミリーが写真を撮ったり、皮つなぎの連中が仲間のコーナリングの品評会をしたりしていた。

ホンダ「後ろの車が強引に抜いていったしさぁ」

カシマシムスメのテンションはますますあがる。
ホンダがポットのお湯とコーヒーを用意してくれていたので、コーヒータイム。

ヤマハ「250のスクーターって乗ったことある? どんなカンジだろうかって思うんだけど」
ホンダ「乗ってみたいねー。でも、ココ(膝の間)にタンクがないと落ち着かないかも」
スズキ「じゃあ、枕でも挟んだら?」
ホンダ「抱き枕がいいなぁ」
スズキ「前が見えないんじゃないの?」


■怖い怖い

昼食は丹波山村で蕎麦。
本当はざるにしたいのだが、温かい蕎麦にする。

tabayama.gif

蕎麦屋の駐車場にて。


塩山まで国道411号。
しかし、山道なんて久々だから、コーナーにビビリまくり。
元々、右コーナーが苦手。
センターラインギリギリに入ってしまう。
走りながら考えたのだが、右コーナーってアクセルのある側に倒し込むから、操作がやりにくいのかも。
あとで聞いたら、やっぱりみんな右コーナーが苦手だとか。

ヘアピンカーブも怖いんだけど、もっと怖いのは…。
大菩薩ライン、道がすっかりきれいになっていて、谷に橋が架かり、高速コーナーの連続になっていたのだ。
ひぃぃいぃいいいいいい。

そのうえ、スズキは高所恐怖症の気がある。
見ないように、見ないように!

というより、景色を見る余裕なんてないッス。


■前と後

山梨市にある日帰り温泉、ほったらかしの湯に到着。

軽食コーナーには、唐揚げとかモツ煮とか、それにピッタリなお飲物とかも取りそろえてあった。

でも、ソフトクリーム!
乾燥のせいか、のどが渇いていた。
バイクだとごく短い季節をのぞいて、ソフトクリームとかアイスクリームって、食べたくても食べない。
11月にしては暖かかったので身体が冷えていないし、このあと温まるわけだし。

電車の2人(ラン友達+その友達)はタクシーで、「バイクが動かない!」というヤツは車で、すでに到着してた。
車のヤツは男湯だから「到着」とメールをしておき、電車組からメールがあったとおりアッチの湯に入り、脱衣所で上がろうとしている電車組に挨拶をして、風呂へ。

小高い丘にある露天風呂で、天気が良ければ富士山が見えるのだが、残念ながらガスっている。

相変わらずかしましくしゃべりながら湯に浸かり、ヤマハはのぼせ気味になり、湯から肩を出していた。
そこに10歳くらいの女の子。
手のひらに湯をすくうと、ヤマハの肩にかけた。
そしてスズキの肩にもかけ、両手でホンダの頬を包んだ。
なぜホンダだけ扱いが違う??

風呂から上がり、電車組、車のヤツと落ち合う。
2名ほど軽食の売店に吸い寄せられ、電車組が唖然としていた。


■オフロードバイクには?

日曜の午前中はサブイベント・甲州市勝沼ぶどう郷マラソン。
午前中は天気がもったものの、帰る頃にはポツポツと雨が。

中央自動車道、談合坂SAで休憩。
自販機でカップのコーヒーを買い、バイク置き場の縁石に腰をかけて飲む。
バイク置き場には屋根があって、濡れずにすむからだ。

スズキ「(ヤマハの前輪タイヤを見て)山、ないじゃん」

オフロードバイクはブロックタイヤ。

ヤマハ「ダート走らないから、(街乗りだけなら)次、換えるときロードタイヤにするかなぁ」
ホンダ「えーーーー、オフ車がロードなんて履いちゃダメだよ!(きっぱり)」
スズキ(ホンダに)「(うしろ、うしろ)」
ホンダ(ふりかえって)「(絶句)」

ホンダのうしろには、ロードタイヤを履かせたDR250SとXLR250 BAJA(いずれもオフロードバイクで、かしまし3人組のバイクより古いモデル)と、ライダーの兄ちゃん(おじさん?)が…。

聞こえてた、ハズ(汗)。


■春日居温泉郷

去年の「ぶどう郷ツーリング」で、朝風呂に入りたいので宿は温泉がいいというリクエストがあった。
そのころテレビなどで「源泉掛け流し」かどうかについて盛んに取りざたされていた。

勝沼付近で有名どころは石和温泉だが、温泉ホテルっぽいところが多く、そこそこ値が張る。
調べると、石和町の隣の春日居町(今は石和町、春日居町などが合併して笛吹市になっている)が、民宿などでも掛け流しということで、春日居温泉郷に宿をとった。

その宿が好評だったので今年もソコと思っていたのだが、満室で予約が入れられず、別の宿になった。
去年は1泊2食(税込み)で約8500円、今年は約7000円。
いずれも露天風呂こそないが、源泉掛け流しで24時間入浴可。

今年の宿は女風呂のカランが1つ(湯船は3人ほど入れる)というのが難点だったけれど、ゆで卵のような香りのするいいお湯だった。
食事は特別豪華ではないが、十分満足できる量と内容だった。

春日居温泉郷、お勧めです。



posted by けーぜ at 22:33 | Comment(5) | TrackBack(0) | オフロードバイク
この記事へのコメント
きゃほ!けーぜ様☆初めてブログ読ませていただきました♪やっとけーぜの意味がわかったわよん。
しかし我ながら紅葉ツーリング写真、よく撮れてる・・・。感心感心。いんやぁ、本当に久しぶりのツーリング&温泉&宿で目の前お布団敷いていつでも寝れる状態でお酒のんでみかん食べて・・は最高でした!(マラソンはやっぱりあくまでもサブメイン(^^;)セッティングありがとう!また走りましょ!(バイクでね)
Posted by ホンダ嬢 at 2005年11月08日 00:13
>ホンダ嬢
(自分で「嬢」って付けたな!)

奥多摩ツーリングお疲れさまです。
写真ありがとう。
携帯の待ち受け画面にもしました。

林道こそなかったけれど、久々にツーリングができて、
とても楽しかったねっ!
バイク、そしてランニングシューズ、
どちらも登場が年に1回っていうのは寂しいので、
まず次はフロストバイトですな(ふふふん!)。

とはいえ、ご家族の多大なる協力があってのこと。
ヨロシクお伝えください。


Posted by スズキ or けーぜ or しのちゃん at 2005年11月09日 00:27
気持ちよさそうですね〜。
動力付の乗り物を持っていないので、うらやましいです。自転車もないけど。
ほったらかしの湯、行ってみたいな。景色がいいんでしょ?よし、人力で行くとするか。
Posted by kyon at 2005年11月09日 13:03
ブログってはじめて読んだけど、自分のことが
書かれてるってなんかドキドキして楽しぃ〜・・!?
膝の間の3人の会話、オフロードバイクには?の会話といい、しの様うますぎっっ☆
思い出しては笑ってました〜。ぶふふ
フロストバイト、トレーナー目当てに久々に走ろうかな。
Posted by やっぱりホンダ嬢☆ at 2005年11月09日 22:46
>kyonちゃん

バイクで走ると、アンヨで走るのとは別のアドレナリンが全開になります。
嬉しくて、メットの中でニヤニヤしちゃいます。
ライダー歴、中型で13年、原付から数えれば21年ですから。

ほったらかしの湯、ぜひアンヨで走って行ってください。
バイクで2速じゃなけりゃ登れないような、近道激坂もありますよん!
(誰かがよだれを垂らしているか??)

>ホンダ嬢(まだ言うか!?)

勝手に登場させてスマンのぉ。
ヤマハ嬢もだけど(汗)。

フロストバイト申し込もう!
アタシもまだ申し込んでないけど(滝汗)。
Posted by けーぜ、もしくは、しのちゃん at 2005年11月10日 00:48
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