ワタシが走ったことで、マラソンファンを5.5人増やしたと思う。
3.5人は12キロで待っていてくれたH子ファミリー。
4人と書きたいところだけれど、1人は2歳児(^^;;)。
(長男はいなかった)
今までマラソンに関心がなく、コース近くに住んでいながら、
北海道マラソンを見たこともなかった人たちだ。
タイムオーバーの報告の電話を入れたら、
「まったくもぉ、待ちくたびれたわよ!(後ろのほうとは聞いていたけれど)
アンタが通ってすぐに収容車が来たわよ。でも、結構楽しかったわぁ。
おとーさん(ダンナ)も、面白いもんだなって言ってたし」
H子ファミリーには安・近・短な休日を堪能していただけた。
そして、ウチの両親で2人。
に父がマラソンを好意的な態度を示したというのは画期的なことだ!
なにせ、自分の興味のないモノはクソミソにけなす、困ったタイプである。
正月に駅伝でも観ていようものなら、
「ただ走っているのを、ずっと観ていて何が面白いんだ!
必死の形相をしてまで走るなんて、ばかげている」
だから、正月の駅伝は観ない。
別室にもう1台テレビはあるのだが、
ひとりで籠もって観ているのもなんだなぁって気もするし。
それなのに、今年の元旦の夕方、ニューイヤー駅伝を報じる
ニュース番組が発端でケンカに(汗)。
そんな父、それとやっぱりマラソンに関心のない母は、
北海道マラソン当日、何をしていたかというと、テレビの前にいた。
母曰く「コースまで歩いていけないし、車を止める場所に困るし」。
そんなわけでテレビ観戦をしていたという。
まったく、薄情な人たちだ。
月曜の晩、テレビ中継を録画しておいたので、
父が寝てから観ようとしたのに、なぜか寝室から出てきた。
ワタシの横に立ち、ずーーーーーっと一緒に観ていた。
しかも、解説しながら(^^;;;)。
「この9番(渡辺選手)がトップだったんだ」
「コイツ(モカンバ選手)がこれだけ後ろと離せば、
コイツの勝ちだと思うよなぁ」
「やっぱりコイツ(千葉選手)の動きはスムーズだなぁ」
「(千葉選手が)こんなに目立ちたがりなヤツらに囲まれていたら、
走りにくいだろう」
「(千葉選手が男性選手を)いつ振り切ったか観損ねたんだ…。
なんだ、いいところは映してなかったのか!」
こんなにもテレビ中継を楽しんだヒトは他にはいないんじゃないかな。