2007年09月01日

ひゃっほう!

『地球へ…』21話「星屑の記憶」、久々に良かったです(感涙)!


おやえさん、82歳だったのか…(爆)。


いきなり首都星ノアが制圧されていたのには、残り4話しかないからか、性急な展開だなぁって思ったけれど。

ジョミーの、ブルーの、トォニィの、アルテラの…、みんなの想いが丁寧に描かれていた上に、美しく悲しい戦闘シーン。
18話の感想で描かれていないと不満を書いた、ジョミーの「ブルーから引き受けた運命」を描いてくれて、やっとナスカ後のジョミーに血が通いました。
アルテラの「皆から心が離れるばかり」と泣くシーンも、心配した違和感なく、自然な流れだったし。

大切なものを失ったトォニィが、宇宙空間で思念波が暴走させたとき、ジョミーがテレポートしてきて、肩を抱き「このままではおまえまで壊れてしまう、冷静になれ!」、これにはヤラレました。

トォニィの母・カリナが、トォニィがキースに殺されたと思い込み、思念波を暴走させたとき、思念体だったジョミーはカリナを抱き留めることができず、死なせてしまったんだよね。
そのときのジョミーの涙を思い出しました。

そして「今は泣くな、トォニィ。僕らは地球(テラ)へ行くしかない。それしか、この戦いを終わらせる方法はないんだ」という、ジョミーの想い。

そう、ミュウにとっては、ミュウを生み出し、その生存権を剥奪する成人検査という地球のシステムを破壊するしか、自分たちが生きていくことができない、そのための戦い。
望んでなんかいない戦いなんだよね。


最後、潜在的ミュウとして隔離された人たちを捕虜?として、ジョミーに揺さぶりをかけるキース。
ジョミーの育ての両親が、潜在的ミュウとされた今の育ての子と一緒に隔離施設に入れられていて、その映像を見せられたのです。

次回に持ち越されたけれど、ここはジョミーに鬼になって欲しいわぁ。
私情を挟まずに目的のためにね。

だって、そのためにナス・チル(ナスカ・チルドレン=トォニィやアルテラたち7人)を最前線に投入し、そして、今回3人を喪ったんだから、目的のためには育ての親すら喪う覚悟がないはずはない。
その覚悟を中途半端な描き方にして欲しくないな。


ところで、キースの部下、セルジュとパスカルはトォニィの思念波暴走で犠牲になったんでしょうか!?
 ↑
見直したら、次回予告に登場してた…(^^;;)。



posted by けーぜ at 19:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生温かく見守る
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