重力に捕まり、雲を突き抜けて落下。
雲の下には渡り鳥の群れ。
渡り鳥の群れが高く高く舞い上がったかと思ったら、海!?
プー生活最終日の6月19日(火)、上野の国立科学博物館へ行っています。
前に書いていますが、シアター360(サン・ロク・マル)がお目当て。
前日は日本橋HD DVDプラネタリウム(6月30日で終了)に行っているので、連チャンです。
上野の国立科学博物館の開館は9時、シアター360の初回開演が9時半。
役所がらみの用事があったたため、朝一番にそれを片付けて、入館したのが10時前でした。
入り口のゲートを通って、すぐにシアター360の入り口。
次の回の一番乗り!
というか、平日の午前中ですから、校外授業と思われる中学生のほかはマバラ。
入り口の職員さんに伺いました。
ワタシ 「1回の上演時間はどれくらいなんですか?」
職員 「約8分です」
ワタシ 「ということは、入れ替えもあって、15分ごとに上映ってことですか?」
職員 「いや、入れ替えが終わり次第、次の上映をはじめますから、
何分ごとというわけではありませんよ」
ワタシ 「やっぱり土日は混んでいますか?」
職員 「そうですね」
ワタシ 「でも、30分も並べば見られるかなあ?」
職員 「人数が少ないので平日のほうがいいですよ。
1人だけということもありますからね」
ワタシ 「ふ〜ん」
そんなこんなで、前の回が終了しました。
シアター360は、2005年の「愛・地球博」の長久手日本館に設けられた「地球の部屋」を移設したもの。
シアターは直径12.8mの球形で、球の内部にブリッジがあり、人の乗る部分の外側と欄干は強化プラスチックで透けています。
球の内部は入り口・出口の一部を除いてグルリと360度がスクリーンです。
この回、4人でした。
ワタシと男性と、中学生ふたり。
人数が少ないほうが見やすい、という職員の言葉の意味は、実際に体験してみてわかりました。
そう、視界を遮る障害物(人)が少ないわけです!
右でも左でも前でも後ろでも上でも下でも、見たい方向を見たい放題です!!
プログラムは2本立て。
国立科学博物館のオリジナルプログラム3本と愛知地球博のプログラム2本のうち、オリジナルと地球博のプログラムを1本ずつ組み合わせ、2ヵ月ごとにプログラムが変わります。
6月、7月はオリジナルが「マントルと地球の変動−驚異の地球内部−」で地球博のが「青の輝き」。
雲の上から始まった旅は「青の輝き」。
視界にあるものすべてが動くので、逆に自分が動いているような感覚に捕らわれます。
色とりどりの熱帯魚が舞う珊瑚礁から、岩礁をくぐって深海へ…。
急に周りが暗くなって、ぽーーーーん!と放り出されると、天の川がまたたく宙(そら)。
振り向くと、そこには青い青い地球!!
いったん真っ暗になったかと思うと、次に浮かび上がったのは夜の半球。
今度は地球内部への旅が始まります。
この国立科学博物館オリジナルプログラムも、最後がとっても印象的。
続きは、是非体験してみてください。
8分のプログラムが終了し、出口の扉が開いたらダッシュ!
再び入り口へ(爆)。
この後、地球館(新館)地下3階の「科博の活動」と「宇宙・物質・法則」の展示を見て、さらにシアター360を2回鑑賞してしまいました。
午後から別の用事があり、お昼頃に科学博物館を後にしたので、ほんの一部の展示しか見られなかったけれど、見たかったものは全部見たから、大満足。
そうそう、8月にプログラムが変ったら、また行かなくっちゃ!!
平日には行けそうもないけど。
なお、入館料は一般・大学生が600円。
シアター360は入館料だけで何回でも鑑賞できます。