2007年06月15日

かつしかから宇宙へ

小学校2年生の頃だったか、図書館で借りた本を読み、不安が募って、思わず母に訴えたことがありました。


娘「お母さん、お母さん! 太陽って50億歳なんだって。で、あと50億年たったら、爆発するんだよ。地球もなくなっちゃうんだって!!どうしよう!?
母「ふうん、そうなの…」


この不安な気持ちを理解してくれないなんて!
お母さんのバカ!!(泣)



どういうわけかその手の本が好きで、小学校2年〜4年の夏休みの自由研究は毎年「太陽系の星」について調べてました。
カレンダーの裏に、「地球型惑星」と「木星型惑星」を表にしてみたり。
毎年、同じネタだったから楽チン!
手抜きだったとも言えるんだけどね(汗)。


で、小学校の卒業文集で「将来なりたいもの」のページに「宇宙飛行士」って書いたんだよね。
長じて、宇宙科学について学ぶには「To大」か「Kyo大」しかなさそうと気がつくと、あっさり断念したけど(爆)。


昨日は葛飾区郷土と天文の博物館のプラネタリウムに行ってきました。
今年3月にデジタル映像とアナログ映像を融合した最新鋭の機種が導入されたそうです。
といっても機械のことはよくわからないので、上のリンク先から「体験しよう、宇宙のすべてを」をいうバーナーをクリックすると解説がありますので、そこを参照ください(汗)。

内容は二本立てで、お目当ては『かつしかから宇宙へ』。
「かつしか」ですよ、葛飾!
フーテンの寅さんの故郷、柴又も葛飾区!

葛飾区白鳥3丁目にある葛飾区郷土と天文の博物館を眼下にして、ものすごい速度で上昇!
関東平野、日本列島、地球とズームアウトしていきます。

そして、太陽系の解説。
さすがに最新機種! 太陽系の惑星は8つです(笑)。

太陽の表面からはじまり、内側の惑星から順番に進みます。
太陽表面にはフレア 紅炎が踊り、小惑星帯を抜け、土星の輪をくぐり…。

もちろん、映像が動いているんだけれど、自分が動いているような錯覚にとらわれます。
デジタル映像の迫力にクラクラ!
酔う人もいると思うよ、絶対…。

太陽系の惑星として海王星まで紹介され、その外にも太陽系の天体が回っているということで、冥王星も登場(よかったね!)。

太陽系を飛び出すと銀河系、そして銀河系の外へ!
大マゼラン星雲、小マゼラン星雲も登場しますが、外から眺めるだけ。
だから大マゼラン星雲にあるガミラス&イスカンダルの二重惑星には行きません(意味不明)。

そして、旅は続きます。
最後は137億光年の先にある宇宙の果にたどり着きます。
そこから地球、葛飾区白鳥3丁目を目指して戻っていき、われわれの足が地に着きます。

地に足が着いたところで、春から夏の星座の観察です。
しかし、ここは東京都葛飾区白鳥3丁目(しつこい)、ちょっと空が明るいので、街の明かりを落とし、空気もクリアにすると、満天の星空!

そんなこんなで、上映時間45分。
宇宙の果までの往復に20分として…、時速何キロ? 何分ペース??



posted by けーぜ at 01:32 | Comment(3) | TrackBack(0) | そら
この記事へのコメント
昨日の写真を見たとき、最初は菖蒲園に行ったのかと思いました(^^;)。へえ、葛飾にプラネタリウムがあるんだ。そのうち行ってみよう。
Posted by meka at 2007年06月15日 14:20
いいな〜137億光年の果てを見た後に、下町の焼きトンの一皿に「小宇宙」を見るという哲学的ツアーやってみたいです・・。
Posted by 南国花子 at 2007年06月15日 23:48
>mekaさん

ちょうど菖蒲の季節ですし、隣駅のようですからね。
すごく良かったですよ。
料金も葛飾区郷土と天文の博物館が100円でプラネタリウムが350円とお手頃。
平日だったら空いていると思いますので是非!


>花子殿

おぉ! 焼きトンに小宇宙を見るなんて…、さすがです(意味不明)。
またワタシの腹を笑いでよじってくださいませ!


Posted by けーぜ at 2007年06月16日 00:05
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック