
秋川渓谷です。
穏やかです。
■走るのだ
秋川渓谷自然人レースは河川敷がコースで、上流で折り返して戻ってくるというもの。
精進コースは約10キロのタイムトライアル。
だから、選手はスタートと同時に走るのです。
それにしても参加者が多い。
去年より絶対、多い。
スタート直後、集団の外側から少しでも前に出ようとしたけれど、
ムダってもんです。
河川敷は草むらだったり、砂利だったり、
石ころゴロゴロだったりします。
ファミリーコース(約5キロ)の折り返しを過ぎると、
ロックセクションもあります。
そして、川渡り。
川が蛇行していれば、川をつききって、ショートカット。
また、木が生い茂った斜面が川に迫り、
河川敷が途切れることがあります。
そうすると、向こう岸に渡らなければならないわけです。
ところで、ファミリーコースは5人までのチームでエントリー。
幼児だってOKです。
ただし、幼児5人で1チームはダメ。
レギュレーションは「保護者同伴なら幼児・小学生OK」となってますから。
そう、ファミリーコースの折り返しまでと、
その先とではコースはガラリと変わるのです。
■読むのだ
ファミリーコースの折り返しまでは無難にクリア。
この先から、急に水かさが増し、流れも速くなります。
前を行くヒトビトの動きを見て、水深が浅そうなラインを読みながら進みます。
フロンティアスピリットを発揮しすぎてはいけません。
良さげなラインを行ったつもりが、途中でドツボにはまったりします。
一昨年の教訓です。
とはいえ、先人の作った道をなぞってばかりだと、
ヒトの背中を追いつづけることに。
川渡りは断然ペースが落ちるし、体力も消耗します。
ヒトビトの背中は対岸の河川敷を目指し、
その先ではこちら側にヒトビトが連なっています。
こちら側はこの先で斜面が迫り出していますが、
トップが斜面のヘリを走って戻ってきました。
戻ってくる人はまだポツポツ。
道を譲りながらでも、2回川渡りをするよりは早そうです。
斜面は土砂が崩れないように、粗い金網で覆われていて、
うっかりすると足を引っ掛けて転倒しそう。
その上、結局、川に降りる羽目になってしまいました。
でも、斜面のもっと上のほうを走って戻ってくる人がいます。
往路側からだとルートが見えなかったのです。
やっぱり、ドツボ?
■登るのだ
いよいよ岩が大きくなってくると、高さ2〜3メートルなんていうのが、
行く手を阻みます。
三点確保(登山用語)で、ほとんどロッククライミング状態。
一昨年、この手のポイントのひとつで、失敗しています。
1本のラインに先客が並んじゃっていたもんだから、
エイヤ、と水に入って岩を巻こうとしたら、胸までドップリ…。
流れに逆らって進むことは不可能で、やむなく列の後ろについたのでした。
アレ、ここだよね? と思う場所で、岩に取り付く人はなく、川を遡っています。
後から聞いたのだけれど、今年は水量が少なかったそうです。
というわけで、ここは川から岩を巻いて、難なくスルー。
別の「行列のできる岩」がその先にありました。
見たカンジ、背丈の倍はありそうな…?
しかし、裏にラインがありそうな予感。
回りこんでみると、完全、垂直。
んー。でも、ホールド(手足を引っ掛ける凹凸)はある。やるか。
登りきって下を見ると、別のラインがあって、そこをラクラク行く人が…。
ちぇっ!
■はいつくばるのだ
最大の難所だと思うのは、折り返し前後の川渡り。
深さは膝くらいしかないのに、流れが速いうえ、川底の石が不安定。
一昨年、折り返したあと、ココで足をすくわれて仰向けに転倒。
アタマまで水没したうえ、なかなか起き上がることができず、鼻から水を飲みました。
というわけで、足は岩の合間につっこみ、手は水からアタマを出す岩をつかみ、
つかむものがなければ水中の動かない岩を探し、慎重に通過。
渡りきるとすぐに折り返し。
そして、今、渡った流れをもう一度、渡る。
■泳ぐのだ
復路は流れに身を任せられるので、泳ぐというか、流れるヒトがいます。
去年も一昨年も、往路で折り返してきたヒトが泳いでいるのを見ていたのだけど、
自分は泳がなかったっけ。
というわけで、今年、初めて泳いでみました。
コンタクトレンズを使用しているので、顔を前に上げて、腕はクロール。
んー、けっこう難しく、アタマが沈みそう。
しょうがないので平泳ぎ(というより、カエル泳ぎ)に変更。
途中、しんどくなって足をつこうとしたら…、足が届かない??(冷や汗)
そんなこんなスイムセクションを2つクリア。
完全に体を水に沈めると、冷えます。
「走るのと(泳ぐの)、どっちが楽だったってカンジですよねぇー」
2つのスイムセクションでペースを同じにしていた女性に話しかけてしまいました。
■払うのだ
下流に来るにしたがって、足元は走りやすくなってきました。
しかし、シューズに入り込んだ砂利が、足ツボを刺激します。
まだ、ファミリーコースの折り返しまでも戻っていなく、先は長い。
座ってシューズを払うことにしました。
ひもを結ぶのに邪魔だったので、軍手を取りました。
そして、ハーフタイツのウエストに挟んだのです。
■転ぶのだ
川を渡り、砂地の河川敷に上がった途端、足がもつれて転倒。
前回まで、流れに足を取られて、何度も転倒していたのに、
ここまで1度も転ばずに来て、シメシメと思っていました。
いったいなんで、こんなところで…?
思わず出した右の掌、右膝と脛に擦り傷がぁー!
血がにじんでるよ、水に入るとしみるよ。
あぁ、軍手、脱いだの失敗だった!
■歩くのだ
ファミリーコースの折り返しからゴールまでは、
お父さんやお母さんに手を引かれる、5歳児(推定)なんていうのを、
うじゃうじゃ抜いていくことになります。
コース的にはなんてことはないのですが、疲れて、走るペースが落ちていきます。
もう、ほとんど歩いているのと変わらないくらい。
ゴールゲートが見えて、また少しペースを上げてみるけれど、
前も後もヒトはまばらで、ペースが上がっている実感がありません。
疲労困憊でゴール。
密かに目論んでいた1時間30分には遠く及ばなかったけど、
コースベストを更新できたから良しとしよう。
たった4分だけどね。
■そして、呑むのだ
レース後は、バーベキュー広場で仲間と酒じゃなくて鮭のチャンチャン焼き(肉も有り)。
下戸のPクン、アルコール買い出し&運搬、ありがとう!
■余談
Pクンは3月に結婚したばかり。
初対面の新婦はこれまた下戸。
ええ、たらふく呑ませていただきました。
Pクンとは10年来の友達。
今後も変わらず付き合いを続けたいから、彼女と仲良くなっておきたかったんだけど。
トンデモナイ友達(それも女友達)がいると、ひかれたかしらん?(激不安)
Pさんの奥様も宇宙語で話されることで徐々に洗脳されていった に18けーぜ
■楽しそうなのだ
来年はこのレースに参戦、に9けーぜ(鬼爆笑
■どうせなら水着で走るのだ
せっかく泳ぐのだから、水着でお願い♪
水着で走るのなら、来年是非(ぷ
でもきっと拒否されるから1けーぜ
■どうせ濡れるのなら・・・・
湘南ビーチマラソンで波打ち際を「あはははは〜♪」と笑いながら走り抜け、青春するのも超お勧め。
今年も波打ち際をびしょ濡れになりながら青春する、に99けーぜ
4月に川で泳ぐのも、また一興。
ということで、翌週に本気のレースがない人にはお勧めの楽しいレースでした。
ファミリーコース折り返しの後には、すごいことが待ってるんですねえ。
今年は河童は出なかったんですかあ?
なぜ、9の倍数?(ひとつを除く)
9けーぜと言いつつ、来年は必ず参戦するに、108とら煩悩。
>きょんちゃん
自然人レースお疲れ様でした!
初自然人初精進コースで、見事なタイム、やっぱりアスリートだ!
来年はきょんちゃんのほうが早いに、1242きょん。
>まりもさん
引越しお疲れ様です!
去年はお子さんとファミリーコースに出て、次は精進コース!って
言っていたのにねー。
ご主人の転勤で、ご一緒できなかったこと残念です。
来年は自然人レースのために京都から遠征してくるに、
期待を込めて38475まりも。
としたいところだけど、常識的に考えると1まりも?
って、ワタシもひとつを除いて9の倍数でそろえてみました。
いやぁ お見それしました、
文章もおもろいし(笑)
さすがというかなんというか 惚れなおしましたわ
ほんま。
わたしらあきまへん、
行ってみたい でもちょっと怖い(笑)
ではでは
おおきに。
しかし、このために寝不足!?
最近、複数の人から「疲れた顔してますね」って言われてショックですわ。
ファミリーコースなら楽勝ですよ。
なんせ推定5歳児もいますから。
同じ参加するなら フルコースがええなぁ。
でも私みたいな バランス悪いわ かなずちやわでは
無事帰還できるかどーか? 帰還しても血だらけやろなぁ きっと。やっぱ けーぜさんはすごぉぉ。
ではでは
舞洲24時間有るみたいですね。7/16 17と
カナヅチ…。
ここにコメントを付けてくれる某氏を自然人レースに誘ったら、
カナヅチだからと、断られましたわ。
ねっ!>誰となく(出張中?)
ウワサの舞洲、行くなら月曜休みにしないとなぁ。
うーみゅ、うーみゅ。
月曜日は海の日でお休みですがぁ
けーぜさんとこは 祭日出勤なんかいなぁ?
ではでは
海の日、そこでしたか(汗)。
最近、祝日がようわかりませんわ。