お昼過ぎから登ってきた、藻岩山の山頂は寒いくらい。
スタートロス:24秒
0〜5キロ:26分50秒 (27分14秒)
5〜10キロ:27分15秒 (54分28秒)
10〜15キロ:27分36秒 (1時間22分04秒)
15〜20キロ:28分28秒 (1時間50分33秒)
20〜25キロ:33分23秒 (2時間23分55秒) ←タイムオーバー
(関門時間2時間20分)
一夜明けて、モヤモヤした気分になっています。
20キロまでの5キロが28分半かかったこと、さらに20キロ過ぎの給水所が関門から遠く感じたことで、気持ちがキレました。
キレるのが先だったのか、後だったのか覚えていませんが、力も入らなくなってきてしまいました。
25キロで捕まるなだろうなと思い込んだら、ジョグになってしまいました。
冷静に考えてみれば、20キロからの5キロで1分落ちても、25キロは通過できたんですよね。
早々に戦意を喪失してしまったことに、ふがいない気分です。
もちろん、30キロを通過できたかは疑問ですが。
実家から真駒内公園まで車で10分もかからないという地の利を生かして、ゆっくりトイレを済ませ、家の前でウォーミングアップをし、母が運転する車で10時半過ぎに家を出ました。
どの大会よりもスタートまでをゆっくりすごせるのが、北海道マラソンなのです。
キロ5分30秒、5キロ27分30秒で刻むつもりでいました。
また、去年の「お弁当持ち過ぎ(ウエストポーチが重くて負担になった)」を反省し、今回は前後のナンバーカード裏とウエアにガムテープで張りつける作戦にしました。
ところがスタートして、競技場を出てもいないころから、ウエアに張りつけたパワージェルがずり落ちそうになっていました。
ナンバーに張って、それが揺れるのがいやだったから、ウエアにしたんだけど失敗です。
公園を出て、五輪通り(最初の東へ行く通り)で落としました。
拾う気はさらさらなかったけれど、拾えなかったと思います。
だって、スタート直後の大混雑ですから。
でも、早々に落としたことで気は軽くなりました。
落ちるのを気にしつつ走るよりはいいですから。
スタート時の気温は30.8度とアナウンスされました。
ちなみに去年は30度。
気温のことを気にしていてもどうにもならないし、東京の高温多湿に比べれば、暑いといっても体感的には余裕がありました。
ラップを5キロごとにしか取っていないのできちんとしたタイムをおぼえていないのですが、最初の3キロが上りなのにあきらかにペースは早かったです。
ゆっくりゆっくりと念じながら、進みます。
給水所の混雑対策として、アミノバイタルSUPER SPORTS(100gのゼリードリンク)を飲み終わったパックにスポーツドリンクを詰めて、両手に持って走っていました。
市販されているパウチのスポーツドリンクは300g。
去年はそれとSUPER SPORTSをひとつずつウエストポーチに入れてスタートしたのですが、それより軽く、軽く手を握った中に収まるし、途中でひとつずつ捨てることもできると思ったからです。
持ってはいたけれど、5キロと10キロの給水所では水を取ることができました。
去年、残した水を、取り損ねた人に譲る光景を目にしていたので、右手に持って軽く外に出してみて、「水、いりますか?」とつぶやいて(多分そんな感じ)みたけれど、誰も反応しません。
必要な人がいないならかけちゃえ、と被りました。
また、最初のふたつのスポンジテーブルはパスしました。
10キロ関門手前。
去年は母の友人のTさんご一家がこの辺りで応援をしてくださったのですが、ウチの両親はテレビ観戦をしていました。
母は「今年は私もTさんたちと一緒に応援するわ」と言っていたので、私を真駒内公園に送り届けた後、この辺りに来ているはずでした。
デジカメを持っていくと言うので、同じ赤いランシャツを着ている人がいたら、撮っておいてと頼んでおきました。
「○○子ちゃん!」
よく顔を見ることはできなかったのですがT小母さんだなと思ったら、そこから数メートル先に母がいました。
しかし、シャッターを押した雰囲気ではないような???
後で聞いたら、「ずっと電源をオンにしていると電池が切れそうだったからオフにしていたの。そうしたら間に合わなかったのぉ」、だそうです。
同じランシャツの人は3人写っていました(1人は画面のはじで切れていました)が、3人ともサブ3ランナーでした。
その人たちが通過する間はオンにしていたのでしょう。
ほかには男子先頭集団、赤だけど違うランシャツの人が2人、先導の白バイ、なぜか小学生のブラスバンド…。
まあ、いいです、沿道に出てきてくれただけで。
12キロ付近。
去年も応援してくれた中学の同級生・H子ファミリーが出ているはずです。
呼ばれたほうに視線を向けると、ベビーカーを押してゼリードリンクを差し出すH子の姿がありました。
左には寄っていたのですが、手を伸ばしてとるには少々距離がありました。
手を振って走り過ぎたのですが、「○○子ちゃぁあああああああん!!」という声が追いかけてきます。
ちらりと見ると、小学4年生の上の女の子。
沿道の人の切れ目を見つけ、歩道に上がりました。
すぐに彼女が追いついてきたので、サンキュ!と言ってゼリードリンクを受け取り、コースに戻ります。
たぶん、その間10秒くらい?
これも後から聞いた話ですが、H子はサンダルだったため娘に「赤い服が○○子ちゃんだから、渡してきて!」と言いつけたんだそうです。
母親の元に戻った彼女は「赤い人に渡したけど、サングラスをしていたから○○子ちゃんだったかわからなかった…」と言ったとか。
「後から、リズムを崩させちゃったかと思った〜」と言ってましたが、その影響はなかったと思っています。
スタートから持っていたスポーツドリンクをこの後、飲み干して、パックを捨てます。持ちやすいようにゼリードリンクも少し飲んで減らしました。
15キロの給水所、水がない!
あぁああぁ〜! 捨てるくらいなら回してください(泣)。
このとき、さっき受け取ったゼリードリンクがどんなに支えになったことか!
ただ、甘さで少々口がベタつくのが気になっていました。
17.5キロのスポンジテーブル。
スポンジテーブルでも若干水を配っていたのは先の2ヶ所で見ていました。
ここでも配っているのですが、コップが足りないようです。
落ちているコップを拾おうとしましたしゃがみこんだのですが、少し先でコップがひとつ差し出されているのに気がつき、それを受け取ることができました。
命の水(マジ)です。
無駄にはできません。
右手に持ち、今度ははっきりとした声で「水、いりますか?」と周りに聞いてみたら、後ろの男性から「ください!」という返事が。
ここに水が残っています! と、ちゃんとアピールすべきですね。
去年通過できなかった20キロの関門は1分半ほど前に通過できましたが、予定のラップを1分遅れていました。
ゼリードリンクは残っていたのですが、15キロの給水所のことがあったので、給水については慎重になっていました。
そういう状況だったための気のせいか、実際そうなのかわからないけれど、関門からゼネラルテーブルまでがほかよりも遠く感じられ、まだ給水テーブルがないの?? と、うろたえてしまいます。
そして、その1キロに6分9秒かかっていました。
それで終ってしまいました。
「この先、ペースは落ちていく一方でしょ。キロ6分台、5キロに30分以上かかっていては、25キロの関門は通過できないな…」
給水でのタイムロスがあっての6分ちょっとなわけで、冷静に考えたら、25キロは通過できる可能性はゼロではなかったのに!
「ともかく25キロまではジョグでいいから行こう」
そう決めると、走りに力がなくなりました。
最後はキロ7分を越えていたと思います。
去年は折り返しコースまで行けなかったけれど、今年はトップ集団も千葉ちゃんも見ることができました。
走友会のfrunメンバーのうちトップで帰ってきた人に手を振ることもできました。
またfrunの札幌メンバーのお父様が22〜23キロ辺りで応援をしてくださっていました。
そういう意味では、去年味わえなかった楽しみを堪能したんだけど…。
後ろから「歩道に上がってください」というアナウンスが近づいてきました。
歩道に上がった瞬間、左足の中指、薬指、小指が攣りました。
指先をつかんで手前に引っ張って、痙攣が治まったところで、ゆるくジョグ。
関門ではマットが撤去されている最中でした。
歩道の、25キロのラインの真横に来たところで時計のストップを押しました。
スタッフに「ありがとうございました」と挨拶をして、バスに向かいました。
バスで座ったとたん、また左足の指が攣っていました。
>スタッフに「ありがとうございました」と挨拶をして、バスに向かいました。
この一節にふれた瞬間、「逆境は美徳をあらわす」の言葉を思い浮かべました。
次へ・・・。
もやもやした気分 なんとなく解るなぁ。
次は思いっきり燃えてくださいな。
ではでは
出走したランナーが4200人余り(と聞いたと思った)に対して、スタッフはそれよりも多い4600人(新聞による)だったそうです。
一杯一杯で走っているときには、ややこしいことは考えられません。
終ったと思った20キロ以降になって、やっと周りを見る余裕ができました。
>たけしたさん
まだ、次のことは考えられないわぁ。
大会も、10月のハーフをひとつと、抽選待ちの東京マラソンしか申し込んでないし。
それに、休暇明けの明後日からの仕事も考えたくありません(自爆)。
全部のエイドでコップの水を捨てることなくすべ
て飲み干しましたが、それでも摂り過ぎという感
じはありませんでした。完走率52%、うなずけ
る気がします。来年もまた真駒内でお会いしまし
ょう。その前に再来週は反省会だぁ。
お疲れ様でした。
給水については、作戦負けだったと思っています。
それについては、たぶん、別途書きます。
来週の反省会、よろしくお願いします。
それにしても、ビニールの袋に入れた表彰状は机の中で眠ってます。いつ渡せるんでしょうか?第一回の東京マラソンに是非当選しなくては(笑)
20キロまでが5分10秒となると、北海道マラソンはもちろんのこと、関東の秋冬の大会だとしても、まだまだサブ4は難しいです(泣)。
東京マラソンには私も申し込んでおりますが、なんせ、あの倍率。
外れたとしても、自分は関東だからボランティアスタッフとか、スタートのお見送りとか、現地に行くことはできそうですが…、simonさんが当選しなければお話になりませんね(^^;)。
東京でお待ちしております!
もしかして、フル???
すごいよ。よくチャレンジしたよね。
わたしゃ、1キロも走れんよ。
今年の経験は来年に生かして頑張れー。
そう、フルマラソンです。
私は炎天下の荒川河川敷のコースを、モトパン・ブーツ&仮装でモトクロッサーを駆ることはできんです(爆)。
北海道マラソンお疲れ様でした。
ご実家から近いんですねぇ。羨ますぃ〜
給水、侮っていました。
私はまず、5時間を切らないといけないんで
サブフォーは夢のまた夢ですが
けーぜさんのさらなる挑戦、応援しています。
追伸
9月に高尾へ行くかもです。
真駒内競技場というところがスタートですが、私は真駒内育ちなんです。
実家は真駒内から移転してしまっていますが、その近辺です。
9月の高尾ってアレ?
いやん、まっちんが来るなら私も行く!(意味不明)。
お待ちしておりますぅ。
勿論宴会もね(笑)
ではでは
東京がだめだったら、ホンマ、どないしましょう??
それを考えると昼も眠れませんわ!
お疲れ様でした。
北海道マラソンの「大衆化」(参加資格・関門制限の緩和)の噂が風に乗ってやってきます。(笑)
「当たって砕けろ」を楽しめるうちに楽しみましょう。
北海道には魔物が住んでますね。
あんなに練習していたのにね。残念です。
でもね、秋以降にぐぐっと記録が短縮するよ、きっと。
お疲れさまでした。10キロ過ぎから20キロくらいまでずっと直後におりましたが、いつしか背中が見えなくなってしまいました。
そんなウワサがあるの??
主催者側の責務である万全な給水体制を整えてからにして欲しいです。
でなければ、ランナーも大変だけど、ボランティアも気の毒ですもん。
>まりもさん
ありがとう。
秋の大会はまだほとんど申し込んでいないので、じっくり決めて申し込もうと思っています。