ウチは賃貸アパートの建物としては地デジ対策済み、ただし我が家のテレビはアナログのブラウン管。
24日の正午にアナログ放送が終わるっていうから、最期を見届けてやろうと思っていたんですよね。
ところが、我が家のテレビ、その最期を見届けられないっていうじゃないですか!
厳密にいえばできないこともないんだけど。
先日、お仕事のメルマガで「アナログ放送の最後を見届けます!」って書いたら、数人の読者の方が「お宅のテレビにデジアナと表示されていれば、アナログ放送終了後もテレビは観られますよ」って教えてくださったんです。
デジアナ変換。
去年の初め頃、急遽お国が言い出した、デジタル放送をアナログに変換してケーブルテレビで配信する方法で、2015年3月31日までの暫定的な対策。
デジアナ変換なんて知らなかったよ。
建物の地デジ化のとき室内工事があって、新たなアンテナの差し込み口を作っていったんですが、工事に来たお兄さんもなんの説明もしてくれなくて、このままでは観られなくなるもんだと思い込んでいたんですよね。
ケーブルテレビも入るようになったとは聞いていたけれど、別途契約の必用があると思っていたから、読者の方から「お宅はケーブルでデジアナになっているのでは?」と言われても、「ケーブルとは契約してないし、第一アナログ放送のカウントダウンも出ているし…」と思っていたのです。
建物としての対策後にNHKのBSが入るようになっていたのですが、でかでかとアナログ放送終了のカウントダウンが出ていたので、他もぜーんぶアナログ放送だと思い込んでいたのです。
BSデジタルがデジアナ変換されないから、NHKのBSだけがアナログで受信されていたのです。
(社)デジタル放送推進協会にしろ総務省の関連ページにしろ、地デジ推進・テレビ買い換え奨励だから、ケーブルテレビに契約すれば地デジが観られるようになるとは書いてあっても、デジアナ変換についてなんて書いてないのね。
もちろん、各テレビ局がデジアナ変換をPRするはずもなく…。
メルマガのお返事でこのことを教えてくださったのは数人で、あとは「同じコト考えてました」とか「面白い考えをしますね」というトーンだったのと、社内から「デジアナ変換も知らないなんて恥ずかしいことを書いて!」というクレームがなかったんで、いかにデジアナ変換が周知されていないかってことですよね。
そう、24日の正午、NHKのBSだったらアナログ放送の最期を見届けることができるわけ。
そして、2015年3月31日に改めてデジアナ変換の最期に立ち会うのもいいかもね♪
ところで、最期と最後のかき分けですが、気持ちとしては「アナログ放送の最期」なんです。
ただ、お仕事のメルマガでは最期にしたら物議をかもしそうだったので、最後って表記にしました。
アナログの最期、見てみたい気はしますが、テレビを卒業してからもう何年もたつからな〜。
今回自分も卒業しようと思ってたわけですが、
留年が決まっちゃって(苦笑)。
実際は番組としては明日の正午で終了し、
しばらく日付が変わるまで告知が表示されて、
実際にアナログ波が止まり、砂嵐になるのは25日の午前0時からだそうです。
やっぱ「最期」ですよね〜。
「アナログ放送の最期」だけではなく、「テレビの最期」とも思っています(苦笑)。
いろいろ特番組んでたみたいだけど、
「テレビの歴史の転換期」なんて騒いでいるのはテレビの中の人だけで、
視聴者にとってはなんの関係もないことだよね。
テレビの中の人は内心では「アホくさっ」て思っていても、
立場上口に出せないんだろうけど。