何度も書いてみるのは、検索に引っかかるように(意地悪)。
タイトルに入れればいっそう検索結果が上がるんだろうけど、意味が違っちゃうから。
で、オーナーの最低な対応を中和して余りあったのが、ここでの出会いでした。
まずは、最初の晩、部屋を移動して一晩を共にさせてもらったカップル。
彼らにはどのような説明がされたのかはわかりません。
「よろしく」と挨拶したあとは、互いにそのことには触れませんでしたから。
スタッフ氏から聞いた話だと、彼らはそれぞれ男女別で相部屋希望の予約だったそうです。
部屋割りの不都合が生じたため、ふたりは二段ベッド1台とソファーベッドの部屋(香港の2人組と同じタイプ)をカップルで使うように割り振られたそうです。
で、ワタシがシーツを広げたりしている間、彼らはガイドブックを広げ、翌日の観光の相談をしていました。
そのやりとりを聞いていて、彼の応答がなんとも笑いを誘うんです。
その上、彼のノリが義弟に似ていたんですね。
思わず「なんか義弟に雰囲気が似ている〜。貴男、いい人に違いないわ〜」って言っちゃったら、笑いながら「僕も(自分が)いい人だと思いますよ〜」って返答。
この一言でちょっと打ち解け、彼にいろいろ突っ込んでしまいます。
向こうも、そういうジョークが通じる相手と察してくれたんでしょう、ワタシが彼に「着替えるときは言ってね、(部屋の)外に出るから」と言うと、「大丈夫です、パンツ新品だから」だってさ。
彼が部屋を出たとき、彼女に「ゴメンね〜、彼をからかいすぎて」と謝ったら、「大丈夫です。彼もいじってくれて喜んでます」。
気持ちが和む、お似合いのおふたりさんです。
翌朝、リビングで彼と窓の外を見ながら天気の話なんかをしていたんだと思います。
彼は突然しみじみと「いいなー、7時台からガンガン工事ができて〜」。
窓からは台北駅が見下ろせ、その並びの一画では重機がすでに稼働していました。
前夜、彼が建設関係のお仕事をしているってことは聞いていたから、「そうか、日本だと9時5時?」と応じ、台湾ってまだまだ発展の途中なのかも、って思っていました。
台北1日目の観光から戻り、オーナーの身勝手さに大爆発した後、食事会に出たら、花蓮の宿で会った、神奈川からの2人組と再会。
1人なのか2人ともなのか、オーナーと同窓なんだって。
学生時代に面識があったわけではなく、同窓ってだけ。
食事会は時々催されているんだけれど、この日に開催されたのは彼女たちの予約があったかららしい。
大爆発したとき「もう結構!」と荷物をつかんで出ていたら、彼女たちとの再会はなかったんで、これも何かの縁といえば縁。
それから、お母さんとの2人旅だというのは20代半ばの男性。
母と娘の旅っていうのはよく聞くけれど、母と息子!?
息子のご招待旅行だそうですが、ゲストハウス初体験らしい母はちょっと戸惑い気味。
でも、いい息子さんじゃないですか。
この人、北京に行く予定だった、と言うのです。
ところが空港で搭乗手続きの段となって、中華人民共和国にはビザが必要と判明。
在日の人で、韓国籍だとビザがいるんだってさ。
払い戻し手数料を払って北京行きの便をキャンセルし、その場でエアチケットが取れ、ビザなしで入国できる台湾に来たって。
うーむ、そりゃダブルブッキングどころではないアクシデントかも。
かき氷の後は、いくつかのグループに分かれ、ワタシは「龍山寺とその近くの夜市」組に便乗。
この龍山寺は台湾にたくさんある龍禅寺の中でも総本山の位置づけらしく、後で何かで見たら「台湾のお寺の最高峰」らしいです。
実はこのとき、雨が降っていました。
日本で台湾の天気予報をチェックしたとき、ずっと雨マークが出ていたのに、結局雨に降られたのはこのときだけ。
そして、このときだけ折りたたみ傘を忘れてきたのです(泣)。
雨が降り、時間は9時近かったと思うんだけれど、ずいぶんと参拝者がいました。
龍山寺近くの夜市。
このプランの発案者は、アーケードがあるから濡れずにすむよと言っていました。
アーケードのある一画はというと屋台ではなく、「写真撮影禁止」とある蛇鍋やスッポン料理の飲食店が並び、キンキラドレスや男女の人型をした金属プレートが絡み合うキーホルダーを売っていたり、激しく怪しい一帯です。
その通りと交差する通りには普通の屋台もあるんだけど、なにぶん満腹で、果物を少し買っただけ。
結局、食事会に参加しなかったら、こんなところにも行かなかったでしょう。
【諸兄のために追記♪】 華西街観光夜市でした。
さて、宿に戻ると…。
最初の晩はリビングと壁を隔てた部屋で、2晩目からは別フロアにある一室でした。
この部屋は居室とバスルームだけで、二段ベッドが2台とソファーベッド1台、最大5人の部屋で、当初は2人と聞いていたのだけれど(この人とは龍山寺エリアから一緒に戻ってきた)、新たなゲストが到着していました。
翌日、すべての荷物を持った彼女の写真を撮らせてもらいました。
これでも彼女にとっては、紫色のエコバッグが余分な荷物なんだとか。
他の都市から台北に移動してきた彼女、エコバッグには、前の滞在先で会った知り合いからお土産として持たされた食品を入れていました。
そして、台北駅前のゲストハウスに1泊し、台北市内の別の宿に2泊と言っていたのかなぁ、少なくとも4泊5日の旅で荷物がこれだけなんですから、すごいです。
女子の荷物が多い一因は化粧道具でもあるんですが、ワタシみたいに化粧っ気がないオンナとは違い、バッチリ化粧もしてます。

お土産で荷物が増えたので、帰りはお土産と斜めがけバッグを大きめのエコバッグに入れて、往復の飛行機とも荷物を預けずにすませました。
これだって荷物が少ない方だと思っていたんだけどね〜。
この彼女とは2晩目の二段ベッドを共用し、互いの寝返りに地震かと思ったという相方でもあります。
そのマットが柔らかすぎ、連泊がワタシだけだったのでもう一台の二段ベッドの下段に移動。
こっちのマットはまずまずで、ベッドも揺れずにすみました。
こんなTシャツ着て、スクーターで台湾一周するって言ってました。
謝謝台湾♪
(楽天の画像以外、どの写真もクリックすると大きな画像で表示されます)
ホントに、台北が楽しかったのは出会った皆さんのおかげです(激感謝)。
ただ、“いい人”との出会いはなかったようです(苦笑)。
私が行ったときは春節の飾り付けが残っていて、人手の多さと共に凄く華やかでした。
昼間だったんで、怪しいとこは気付かず(笑)
最後の赤いTシャツの方。
私だったら厚かましくそのTシャツにメッセージを書かせてくれって言っちゃいそうです。(((^_^;)
華西街観光夜市というらしいです〜。
→ http://www.tabitabi-taipei.com/more/2003/0926/
今度台北に行く機会があれば、ぜひ蛇やらスッポンやら…(うふっ♪)。
別の路地では元・お姉さんがお兄さんたちに声かけてたし♪