2011年05月15日

近くて遠い?花蓮(Hualien)

023.JPG025.JPG029.JPG
太魯閣観光の拠点、花蓮(Hualien)。
羽田から台湾の松山空港、そこから復興航空で空路花蓮まで。
ワタシの人生で初めて乗る(たぶん)プロペラ機。

フライトはわずか35分。
上空で夕日と雲海の写真を撮っていたら客室乗務員のお姉さんに注意されました。
フライト時間が短くて、電子機器を使っていい時間がほとんどなかったせいなのか、はたまた何らか軍事的な理由でもあったのか。
もっとも雲海ばかりで地上はまったく見えなかったんだけど。

あとでゲストハウスのスタッフのJessieに聞いたら、「(上空で撮影禁止なんていう)そんな規則ないと思うけど…」と言ってました。
会話は日本語です(苦笑)。

一方、台北で出会った日本人からは「花蓮空港って軍と兼用だから撮影禁止なんでしょ?」と聞かれましたが…。
空港のビル内も撮ったんですけどね、別に怒られませんでしたよ。
誰もいなかったからかもしれないけど(理由は後述)。

台北と花蓮は直線距離で120キロというところで、空路だと35分1090元(オープンチケットだと1455元)、鉄道だと所要時間が最短である全席指定の特急・太魯閣号で2時間ちょっと418元。
1元は2.8円くらいなので飛行機が3000円で鉄道が1200円。
台湾の平均年収は日本の半分だということを考えても、交通費は安いよね。

話は前後しますが、台北松山空港での乗り継ぎは3時間もありました。
その間、困ったことに気がついたんです。

(写真はどれもクリックすると大きく表示されます)

花蓮では、『地球の歩き方』に出ていた日本人オーナーの民宿に泊まろうと思ったんだけれど空きがなかったため、Hostelworld.comというサイトから、カンジの良さそうなゲストハウスを選んで予約していました。
その予約確認についてはプリントアウトして持ってきていたのですが、地図を持ってくるのを忘れたのです。
ざっくり、花蓮の駅のこっち側…ってくらいの覚えしかない!
予約確認にはゲストハウスの電話番号もあるので、なんとかなるにしても。

台北松山空港のインフォメーションで、近くにネットカフェみたいなところはないかと尋ねました。
ええ、日本語で。
そうしたら「向こうの宅急便のカウンターに無料で使えるパソコンがある」と教えてくれました。
宅急便?と思いながら行ってみると、黒いネコちゃんの見慣れたマークが(^^;;)。
フリーで使えるパソコンのため、プリントアウトはできないみたいだったから、地図を書き写したんだよね。
通りの名前なども漢字で。

35分のフライトで花蓮空港に着いたのが18時過ぎ。
到着した自分らの便の乗客の数なんて、あの飛行機ですからたかがしれていて、それと若干の職員がいるだけで空港はガランとしてます。
花蓮駅行きのバスがあると思っていたら、その時間はもうないということでタクシーに。
タクシーの運転手さんに、怪しげな英語でさきほどの手描き地図を見せても、ゲストハウスの場所が伝わらないみたい。
しかたがないので花蓮駅までお願いすることに。

着いたのは花蓮駅のメインの改札の前。
途中、嫌な予感がしていたんだけど、ゲストハウスは駅の反対側のような気が…。
電話してみるけど、出ない。
困った。
人に聞いてみる。
「駅の別の側にはどうやって行けばいいの?」って、怪しげな英語で。
線路際の道を指さし、「(線路沿いの)この道を10分ほど行って右に曲がれ」というようなことを言うので、その道を行くとすぐに行き止まり。
警察署が見えたので英語で尋ねたんだけれど、「中国語はできるのか?」と聞かれ「ノー」と答えると、あっちにツーリストインフォメーションがあるからそこで聞けと言われる。

で、さすが台湾のツーリストインフォメーション、日本語が通じた(激安堵)。
予約確認と手描きの地図を見せると、女性職員が電話をかけてくれるんだけれどやっぱり出ない。
あちこち電話をかけながら、駅員に見せれば改札の中を通してくれるからと「ワタシは後站(駅)に行く必要がある」というかんじの中国語のメモを書いてくれる。
「後站」って、そっち側の人たちの立場は?と思いながら見ていると、違う番号にかけて相手を捕まえたらしく、「今から迎えに来るから」という話に。
なんせ安い料金のゲストハウスだし、しかも予約確認には「駅から3ブロックだからピックアップサービスはしていません」と書かれているんだよ(英語で)。
いやいやいやいや、駅の反対側に行く方法さえわかれば自分で行くから!と思うんだけど、お迎えが来ました(スミマセン!)。

そんなこんなで花蓮の宿Colorful Taiwan Hostelに着いたのでした。

インフォメーションの職員さんのメモはもらい損ねたのだけれど、花蓮にいる間、前站(なのかな?)からゲストハウスに戻るときには、自分で「後站」と書いて駅員に見せたら、すんなり改札内の通路を通してもらえました。

さて、到着までスッタモンダした分だけエントリーも長くなったので、続く(たぶん)。



posted by けーぜ at 20:08 | Comment(4) | TrackBack(0) | 2011台湾旅行記
この記事へのコメント
楽しい旅だったようですね。続きも楽しみにしています。
Posted by こんちぬ at 2011年05月16日 00:33
>こんちぬさん

しょっぱなからトラブルもまた善し。
そして、台北でのトラブルではぶち切れたりしてます(謎)。

そこまで書けるか…。
尻切れトンボってのがお約束みたいなモンだから、ワタシの旅行記(汗)。
Posted by けーぜ at 2011年05月16日 20:26
う〜〜〜〜ん さすがチャレンジャーやなぁ


わたしはからっきしだめだめだめんずウォーカーですわぁ
だから読んでたのしみま〜〜す(笑)
Posted by たけちゃん at 2011年05月20日 09:43
>たけしたさん

あああ、続き書かなくては〜(汗)。
今日は髪切りに行って昼寝して突発的に友人と食事をして、書く時間ありませんでした〜。
Posted by けーぜ at 2011年05月21日 23:36
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック