というわけで、台北のんびり旅のつもりがめちゃくちゃアクティブな旅になりました。
あ、写真は羽田の国際線ターミナルにいたガンダムです♪(意味なし)
(写真はどれもクリックすると大きく表示されます)
ザックリ言うと、台湾の太平洋に面した東海岸の北寄り、ってとこでしょかね。
もっとザックリ言うと、波照間島から真西に200キロちょっとってカンジ。
与那国からなら150キロ程度かなぁ。
台湾って背骨ともいえる中央山脈が東に寄っているため、東海岸って平地が少ないのです。
とくに太魯閣の辺りは平地がわずかで(コレ見るとよくわかるかも)、海岸線のすぐ後ろに山がそびえ立っているようなのです。
ようなのです、と書いたのは、実は雨こそ降られなかったけれど曇りがちで山々の姿がかすんでいたから。
太魯閣の後ろには3740メートルの南湖大山がそそり立ち、その後ろには台湾の第二峰になる雪山(3886メートル)が控えてます。
太魯閣の辺りは大理石の産地ということで空港にもふんだんに大理石が使われていたりするんですが、その大理石を川の流れが浸食してできたのが太魯閣渓谷です。
そして、この高い高い山脈を切り開いて東西に道を通そうとして人の手によって削られた箇所もある、ということのようです。
最初の写真(除くガンダム)はたぶんバスの中から撮ったもの。
水の色は溶け出した大理石の成分によるものらしいです。
実を言うと中国語のツアーに参加したため、ガイド氏の説明はまったくわかりません。
なので、宿に帰ってから日本語がわかるスタッフに質問しました。
ツアーや太魯閣への足については後述します。
燕子口(えんしこう)です。
ツアー客は全員ヘルメットを支給されます。
途中に詰め所のようなところがあって、そこでガイド氏がヘルメットを積み込み、帰りには返却してました。
タロコ国際マラソンのコースって、ここ通るのかしらん?
ヘルメットかぶるんでしょうか??
覗き込むとターコイズブルーの水が、ずーっと下の方に。
台湾では車は右側通行ですが、写真のような場所だと、大型バスは屋根を岸壁で擦ってしまうという事態になります。
そんな場所で乗用車とすれ違うときには一時的に左側通行をしてました。
また、日本の山間部で工事中の箇所でよく見るような、すれ違いのための信号もあったり。
で、帰りなんですけどトンネルの中でずっとバスが止まっちゃって。
うつらうつらしてしまったのだけど、あとで他の日本人が言うには30分は止まってたって。
そのせいなのか、一カ所観光ポイント(九曲洞(きゅうきょくどう))が飛ばされました(やっぱり中国語のため、詳細わからず)。
車道から隧道の遊歩道が続いていて祠まで行けます。
岸壁に刻んだ文字の左側にあるのはやはり明かり取りなのか隧道の窓です。
で、あの文字、どうやって刻んだんだか?
太魯閣への足ですが、峡谷なんてところなんで、どうしてもよくありません。
路線バスもあるようなんだけれど便が限られているし。
で、太魯閣観光の拠点となる花蓮のゲストハウスで手配してもらったツアー、中国語ができる日本人や日本語ができる台湾人にずいぶん助けられたけれど、やっぱり細かいことはわからない。
でも、このツアーならではの良さもありました。
それは大型バスだったってこと。
バスはゲストハウスの前まで迎えに来てくれて、ワタシが一番最後だったため、空いている席がそこしかなかったんだけれど、右側に座ったのね。
左側は2人掛けで右側は1人掛け。
先にも書いたけれど台湾は右側通行だから、右側に座るってことは道路の端に面しているってことになります。
しかも大型バスなので座席の位置が高い。
そうすると右側に渓谷がある場所だと、ガードレールの上から覗き込む形になって、より迫力ある景観が楽しめることになるんですね。
実は、日本語ツアーなんてのもあったのよ。
台湾人と結婚している日本人が経営している民宿があって、そこがやっているの。
問い合わせたらシングル(2人部屋を1人で利用)の部屋が空いてなかったのですが、オーナーは宿泊客でなくてもツアー参加はかまわないとは言ってくれていたのです。
こっちは散策ポイントや、太魯閣以外の海岸沿いの景勝地が入っていたりもしているんだよね。
ただ、2名様より可っていう話だから、マイクロバスだったと思うし、料金も倍(昼食は別で1500元、ワタシの参加したツアーは昼食別だと750元で昼食付きだと988元)。
それから、タクシーという手も。
事前にゲストハウスから聞いていた情報だと、3人なら2200元、4人なら2500元。
人数がいれば効率よく回れます。
あと、ヘルメットをかぶらなかったって、ワタシが到着した日にタクシーで観光した日本人が言ってました。
レンタルバイク(スクーター)を借りるという選択肢も。
あちらこちらの遊歩道を好きなように歩いて回りたいならコレがベストです。
免許証の中国語訳の書類を持っていれば運転ができたのですが、さすがに初めての国で、しかもしばらく単車に乗ってないのでやめたんです。
でも、翌日自転車で花蓮市内を回ってみて、よっぽどバイクの方が安全って思いました。
結局泊まったゲストハウスでツアーを手配してもらったんだけど、それぞれに利便性があるわけで、今回は大型バスで車中もずっと景色を堪能できたから善しです。
でも、やっぱり見残したところがあるから、もう一度行きたいなぁ。
次は日本語ツアーかレンタルバイクにすると思う。
花蓮を拠点として、太魯閣とは別の渓谷で川遊びができるというので、それにも心惹かれているのです。
花蓮のゲストハウスと2日目の話(なぜ自転車よりバイクが安全かって話も含む)は別途。
たぶん、書けると思う(苦笑)。
しっかし、けーぜさん、チャレンジャーだわぁ(驚)
11月にはタロコ国際マラソンってのがあるのですよ。
ぜひ遠征を!(他人事のように薦めてみる)