咳が出始め、鼻はグズグズし、のぼせたような熱っぽさがあり…。
でも、熱は上がらないんです。
36.7度とか、上がっても37.3度くらいまで。
その微熱状態を1カ月ほどダラダラと引きずるのが、いつものパターン。
医者で出された薬を飲んでも効いた実感がないので、風邪で医者に行くことは無駄なことだと思っているのだけど、いよいよ悪化すると気休めでかかります。
効いている実感のない薬を「飲まなければ、もっとヒドイに違いない」と納得させています。
…、というようは話は、前回風邪をひいた正月明けにも書いていた(^^;;;)。
さて、「風邪?」が「風邪!」になった木曜、しかたがないので医者に行こうと思っていました。
ところが、駅近くにある漢方薬局の前を通り掛かって、ふと思い立って入ってしまったのです。
脈を取られ、舌の表も裏も見せて、「桂姜棗草黄辛附湯」という薬が2日分出ました。
「けいきょうそうそうおうしんぶとう」と読むそうです。
ワタシの風邪は、症状が「虚証」なんだそうです。
高熱が出るなどの、激しい症状が現れるのが「実証」の風邪。
熱は出なくて、引きずるのが「虚証」の風邪。
この実証とか虚証とかいうのは、持っている体質のことではなくて、あくまでも風邪の症状なんだそうです。
虚証の風邪は、体力が落ちているから熱が上げられないとか。
風邪のウイルスを退治するために発熱するのに、熱が上がらないと、いつまでもウイルスが残ってしまいます。
だから、体力を回復させるための薬を処方されました。
「薬を飲んで快復したように思えても、無理はダメです。身体を冷やさないようにしてくださいね」と言われました。
体力が回復してからが、風邪ウイルスとの本戦ということなんですね。
西洋医学の風邪薬とは目的が違っています。
また、風邪のときの漢方薬として有名な葛根湯は、実証の薬だそうです。
さて、金曜。
喉の痛みは起き抜けが一番辛いのだけれど、この朝はそれがありません。
日中、咳や若干の鼻づまりはあったけれど、のぼせたような熱っぽさはなく、むしろ身体は楽でした。
そして、不思議と肩凝りも出ませんでした。
土曜、薬を飲みきって、身体は楽になったけれど咳が残っていました。
再び漢方薬局を訪れると、「咳は喉にできた傷が引き起こしているのでしょう」ということで、漢方のトローチで様子を見ています。
前に住んでいた町には、漢方を処方してくれる医者がありました。
風邪や腹痛でかかって、西洋医学の薬と併用して、製薬会社のエキス顆粒が出ました。
でも、そのときも「効いた!」という実感はありませんでした。
今後、風邪をひいたら、ワタシは漢方。
頼りになる身方ができて、ちょっと嬉しい。
最近わたしも風邪を引き摺りやすくなって
います。そのなんとかかんとかどうたらこ
うたらという薬、こんど試してみましょう。
おだいじに。
肩凝りがひいたのが薬のおかげなのかわからないけど、もっと漢方飲ませてくれーと、土曜に薬局を再訪しましたが「もう薬は必要ないと思いますよ」でトローチになりました。
「なんとかかんとかどうたらこうたらという薬」は、ワタシの風邪に合っていたということなので、漢方薬局で「なんとかかんとかどうたらこうたらboozer向けの薬」を調合してもらうことをお勧めします。
普通の市販の、ですが。
走り出して風邪も引かなくなったように思いますが、やっぱり年に1、2回はおかしくなるようで。
と言うわけでお大事に〜。また夜皇居ご一緒しましょう。
#ウチのHPからリンクして良いですか?>けーぜさん
葛根湯の効用には肩凝りも入っていますね。
でも、ワタシの肩凝りは風邪のせいではなくて、慢性的なものです(泣)。
病み上がりだというのに、リハビリと称して、今夜も皇居1周ジョグをしてきました。
…、というにはワタシには速いペースで、しかも蒸し暑かったせいか、走り終わった途端、立ちくらみが(冷や汗)。
で、次はいつ?
リンクの件、ありがとうございました。
ワタシもリンクさせていただきました。