とあるツイートを見て、あっ?というか、えっ!?

すみません、ワタシも大々的に間違えている一人でした(泣)。
今年いただいた年賀状を調べてみると、英文の祝辞で正しいものは7枚で間違っていたのは3枚。
3枚のウチ、なんらかの雛形からカスタマイズしたと思われるものが2枚。
で、なんか納得がいかない。
なんでこんな間違いがはびこっているのか?
ワタシはどういういきさつで間違って覚える羽目になったのか??
「A Happy New Year 間違い」でググるといろいろ出てくるけれど、文法的にもおかしいし、ネイティブにしてみれば奇妙な表現に聞こえるらしいです。
特に参考になったのは以下のサイト。
Berlitzによると…(一部抜粋)。
挨拶として単独で使う場合には “A” happy New Year! という言い方はしません。けれども、もっと長いフレーズの中では a をつける場合があります。例えば、Have a happy New Year! や Merry Christmas and a happy New Year! のように言うことがあります。
アメリカ在住の日本人ソフトウェアエンジニアのブログには、ネイティブの元同僚に質問してみたという話。
ネイティブの感覚が興味深いので、ぜひリンク元をご覧いただきたいです。
何が違うわけ?
「"A happy new year what?" ってなるな」
で、なんでワタシが間違って覚えたかですが、心当たりがあります。
中学の時に背伸びして購入した高校生用の和英辞典!
あける1 明ける
【年が】明けましておめでとう A Happy New Year (to you)!
しんねん 新年
新年おめでとう I wish you a Happy New Year!=A Happy New Year (to you)!
先に紹介したサイトによると、“to you”がつけば正しい表現だそうです。
でも、辞書の表記じゃ、“to you”を省略してもOKってことじゃないですか。
ワタシが一番活用していたのは、当時、アメリカ人・フィンランド人と文通していたので、巻末の付録ページの「英文手紙の書き方」という項。
そこには手紙用例文として…。
(4)お祝い
新年おめでとう。本年があなたにとって良い年でありますように。
A Happy New Year! May this year be a prosperous and happy to you.
そして、大学に入ってから買い直した英和辞典にも…。
happy
(あいさつ言葉として)おめでとう:A Happy New Year! 新年おめでとう.
完全に間違っているじゃないか!(怒)
※引用元は旺文社『シニア和英辞典[改訂版]』(1977年)、および、小学館『プログレッシブ英和中辞典』(1980年)。
ちなみに、LONGMAN 『WordWise Dictionary』2nd EDITION(2008年)にはこうありました。
happy
Happy Birthday, Happy New Year used as a way of greeting someone on a special occasion
てなわけで、今年のワタシの年賀状、間違ってますから(泣)。
来年からは間違えませんから、というより「謹賀新年」とか「賀正」とか日本語にしたほうがいいのかも。
恥ずかしいわん
えー、ずるい〜!
でもいいんだもん、貴方の方が長年勘違いしていたんだから(そういう問題!?)。
その後、ちょっと調べたり考えたりしていることがあるので、
そのうちまとめようと思います ←「そのうち」ってのがキケン(苦笑)。
N食品のCヌードルの正月向けコマーシャルでも「ア、ハッピーニューイヤー」ってやっていたような気がしますが…。もっとも、最近テレビを見ないのでずいぶん前の話です。
最近の辞書でも結構「A Happy New Year!」があったり、
さらには「A happy birthdayともいう」なんて話も出てきたり、
何が何やら少々混乱気味。
でも、思うには無理矢理日本語の「明けましておめでとう」に対応する英語、
としてしまったところに、問題があるような…(苦笑)。