2006年04月19日

かすみがうら、懺悔の巻

かすみがうらは毎年10マイル。
3月に荒川でフルを走るし、4月じゃ暑いし。
それにお楽しみもあるし。

■懺悔

かすみがうらは、毎年「暑かった!」という印象が強いが、
今年は曇りで気温も上がらず、ときどき恵みのシャワーという好条件。

スタート地点。
「55分以内」ゾーンが10メートルくらいあって、結構並んでいる。
みんな速いんだねぇ。

走友会・FRUNのMさんと一緒に「60分以内」のプラカードに並ぶ。
Mさんはサブ3ランナー(だったはず)だけど、
ここ数年、仕事が忙しくて満足な練習ができていないらしい。
そのため、会うたびに気弱なことを言う。

今回はなんと!!
「けーぜさんにツンツン(抜くときに背中を突っつく)されそう!」

それはあり得ないから…(^^;;)。

そこにPくんが来たので、手招きする。
「こんな前じゃなくて、もっと後ろに行く」と言い張るPくんに、
「いやいや『60分』と書いてあるように見えるけど、
あれは『80分』だから(大嘘)」

ワタクシ、ド近眼(実は裸眼0.01レベルである)なのです。
最近また目が悪くなったようで、
コンタクトを入れていてもよく見えなかったんです(言い訳)。

ゴメンナサイ!(汗)


■懺悔その2

Pくんに勝負をけしかけたが、かまってくれない。

「ほら、Mさんが行っちゃうじゃない。追いかけなきゃ」

追いつくわけないでしょ!!

Pくんとの勝敗は、最初のJRの高架橋でついてしまった。
ちぇっ! つまんないのぉ。


「けーぜさーん!」

次のJRの高架橋の手前辺り。
声の主が誰かわかっていた。

うんうん、って頷くしか余裕はない。
とはいっても、相手にはわかりにくい反応だっただろう。

再び「けーぜさぁーーーん!! マイペース!!!」
思わず「聞こえてるから!」

心優しいサブ3ランナーHくんは、その後の35キロを
「悪いことしちゃった!?」と心を痛めながら走り続けたらしい。


すぐに、別の声で「けーぜさん!」
今度は山系ランナーYさん。

うんうん。
「けーぜさぁーん!!」
「聞こえてるからぁああぁ!!!!!」

スミマセン!!(滝汗)


■一応ランの報告

10キロ地点を53分弱(スタートロスを除く)、5分17秒ペースで通過。
出だしはリズムに乗れなくて重たい走り。

でも、リズムに乗れなかったのは周りのペースのせいではなく、
自分のフォームがなかなか定まらなかったため。

なのに、前半は抜きっぱなしだった。
シャカパンとか履いた、走り慣れているとはお見受けできない人が
前の方にずいぶんいた。

フルのコースと別れた後、残りの6キロは33分弱、5分28秒ペース。
抜くのと抜かれるのと半々くらい。
再びフルのコースと合流するまでの、畑や林を分け入る道の
アップダウンがきつかった。
フルのコースと合流してからは、平坦になるのでフォームもペースも
安定したのではないかと思う。
ラップを取ってはいないから、正確なところはわからない。

ゴールまで500mといったところで、競技場からFRUN本部に戻る
Mさんとすれ違った。
よかった!
本当にツンツンしてしまったらどうしようかと思っていたんだ(心配性)。

ゴールタイムは1時間25分ほど。
1年に1回、かすみがうらのタイムだけだけど10マイルの自己ベスト。


■お楽しみ

ゴール後、FRUN本部に戻った。
会場の競技場の近所にお住まいの本部長・とっちゃん(敬称略)が
自宅を開放してくれているのだ。
しかも、毎年、おいなりさんや会津名物の「こづゆ」という汁物まで
用意してくれる。

本部へ戻ると、本部長から「ほら、早く汗を流して! すぐに出るよ!!」
と急かされる。
お風呂を借り、腹ごしらえをして、オンナ3人、本部長の車に乗り込む。
目指すは38キロ地点!

本部長は100個余りのおいなりさんと前夜ヘタ取りに3時間を要したという
大量のイチゴなどなどを用意していた。
ワタシはオレンジやチョコレートなど。電車で持って来るため、
量はたかが知れている。
他のメンバーも自家製の梅干しなどを用意していた。

車を降りてスタンバイをしかけたところで、山系Yさんが通過。
オンナ3人が声をかけ手を振ると、慌ててカメラをつかみ、
必死に追いかける本部長。
残された我々は「追いつけるわけないよぉ」とあきれ顔。

続いて、傷心のHくん。
こちらは無事にカメラに納めることができた様子。

それから幟を立て、イチゴからトレーに乗せて配り始める。
ふと思いついて、言ってみた。

「いちごと梅干し、混ぜてみようかな」
「嫌がらせだよ!」
「ロシアンルーレットみたいで面白いじゃん!」

言ってみただけで、やってませんから!


■クールダウン

取り損なったり、取ろうとして落とすランナーがいたので、
ワタシも走ることにする。
要するに、併走するのである。
まず逆送し、手を伸ばすランナーがいたら、向きを変えて併走。
しばらく手を伸ばす人がいなくても、その場駆け足。

そういえば、幟を見て「ファンラン」と読んだランナーがいたっけ。
違います! 「エフラン」です。

その間に続々FRUNメンバーが通過。
ひたひたと微妙な距離で先行するライバルランナーをつけ、
最後の最後でツンツンして抜いてやろうと目論む腹黒な人も。

また、Yahoo! 多摩川トピのboozerさんとたまさんも発見。
この前の高水山の山岳レースで知り合った友達の友達から声をかけられたし、
突然サングラスを取って挨拶してくれたのは国立競技場に来ていた人だった。

そんなこんなで、1時間あまりの軽いジョグはいいクールダウンになったかも。
その後はしっかり立ち止まってゆっくりと取るランナーが増えたので、
ワタシも脚を止めた。


■お待ちかね

夕方が近くなり、気温が下がってきた。
手の先が冷える。

待ち続けていた人がいた。
走路から視線を外していない限り、絶対に彼女を見逃すはずはないと
思っていた。
そして、彼女がやってきた。

「待ってたよぉ!」と叫び、抱擁。
いつも後半をニコニコ走りきる彼女だが、今回は前に傷めた痛みが出て、
辛いレースだったらしい。
お疲れさま。そして、残り5キロ、いってらっしゃい。


最後のおいなりさんを残して待っていた、FRUNメンバーも通過。
しっかりとした足取りで行く彼女を見送って、我々も撤収。


■懺悔その3

本部に戻ると、保温プレートに乗った鍋にこづゆがすこーし、残っていた。
すっかり冷え切っていたため、ラッキー! と、さらって食べた。

「誰? こづゆ、食べちゃったの!!」

最後のFRUNメンバーのために1人前残してあったのだとか。

大変、申し訳ございません!!!(冷や汗)



posted by けーぜ at 23:54 | Comment(3) | TrackBack(1) | ランニング
この記事へのコメント
こづゆの恨みは大きいぞぉ〜、、、てなことはありませんが(笑)。

エイド、お疲れ様でした。これまでエイドを手伝ったことはありますが、自分がFRUNエイドの恩恵にあずかったのは、たぶんはじめて。おいなりさんもイチゴも梅干しも、おいしかったです。でも、いちばんよかったのは、「FRUNエイドには走っていかないと恥ずかしい」っていう、精神的な影響かな。
Posted by meka at 2006年04月20日 16:23
お疲れさまでした

自己ベストおめでとう。私も10マイルは走ったことがないから自己ベストが狙える!

長野は、好天にも恵まれ満足のいく走りができました。はなっから自己ベストは狙ってないので、設定のペースで粛々と走り、終盤の落ち込みも僅かやったので自己2番目の記録がでたとか

千葉ちゃんは途中棄権らしいので、勝った!!?
Posted by こ〜いち at 2006年04月21日 22:18
>mekaさん

さすがに、もう脚の疲れは抜けているでしょうね。

さて、こづゆの件、ホント申し訳ございません。
かすみがうらの最大の懺悔です(ペコペコ)。

後半、辛そうに走る(もしくは歩く)人が多い中、
mekaさんは飄々とやってきたもんなぁ。
ワタシも「まだ10キロ、まだまだ×分」って計算するほうだから、
30キロ過ぎは精神的にキツイです。


>こ〜いちさん

長野、お疲れさまです。
満足のいく走りでのセカンドベスト、おめでとうございます。
掲示板の美しいラップ、見せてもらいました。
どうしたら、そんな走りができるんだろう?

今度は是非10マイルの自己ベストを!(笑)
こうなったら、13キロとか17キロとか…、全部自己ベストだぁ!(違)





Posted by けーぜ at 2006年04月23日 19:36
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かすみがうらマラソン 本日開催
Excerpt: いよいよ開催日となりました。雨は落ちておりませんが寒いです。会場の準備は着々と進行しております。午前7時には受付も開始されました。
Weblog: YOUTH
Tracked: 2006-04-20 08:29