うかつだったよ。
メンバーを見りゃわかりそうなもんじゃん!
言い出しっぺのひねじいとあさみさんはハセツネ常連じゃんね。
「吉田口の馬返しから7合目くらいまで」という話。
吉田口側の裾野は単車でずいぶん走り回ったけれど、馬返しがどこだかわからず、ネットで地図を見て見りゃ、よく通りかかっていた中の茶屋よりずい分先だから、まあそんなに大変じゃないよね、と自分の都合のいいように解釈。
深夜3時。
ワタシと同じタイミングで誘われたブーブクリコ姉さんを含めた4人で、馬返しからヘッドライトの明かりを頼りに登山開始。
足の筋力低下をひしひしと感じ、トレーニング不足は最初から影響。
ブーブクリコ姉さんがペースを合わせてくれるけれど、先を行くふたつの明かりは見えなくなる。
しばらくすると、闇からひねじいの怒号。
「もたもたしてると、熊に喰われるぞ!」
ひえ〜!
その後は先頭にあさみさん、次にブーブクリコ姉さん、そしてワタシ、しんがりがひねじい。
プレッシャー欠けられてる!?
あさみさん「ほら、1合目」
ブーブクリコ姉さん「え、馬返しって5合目の(すぐ)下じゃないの?」
ひねじい「だから5合目の下でしょ」
ワタシ「…」
その辺りで、あさみさん、車に重大な忘れ物をしたことに気がつく。
彼女の大きな楽しみであるソレがないとわかって、「早く行って、早く降りてくるよ」とペースが上がるもんだから、ブーブクリコ姉さんから辛口コメントが飛ぶ。
姉さん、なんか「ひねじい化」してない?
ということで、付いた名前が「ひねばあ」。
5合目の佐藤小屋を過ぎ、頭上の木立がなくなると、満月から二日目の月の明かりで足下が見やすくなる。
そこから私一人がますます遅れ…、あれ?前頭部にチクチクとした痛みが、あるようなないような…?
前夜の仮眠は1時間半ほど。
2年前の夏に5合目から頂上まで登ったときは高山病の症状なんて出なかったのに、寝不足、トレーニング不足が影響!?
「ちょっと頭痛がするから、先に行って〜。ゆっくり登っていくけど、みんなが降りてきたらそこからワタシも引き返すから〜」と叫ぶと、少しでも速くというプレッシャーから解放される。
ちょうどそのタイミングで、雲間にあかね色のカケラが見え始めたので、写真撮りまくり♪

ちょっと休んだのとペースを好きなだけ落としたので、頭痛はそれ以上出ず、7合目の一番下の小屋まで。
その脇でお湯を沸かしてカップラーメンを食べながら待っていてくれたみんなに合流し、ワタシもカップラーメン♪

結局、小一時間の後に下山を開始した後続のふたりに4合目くらいで捕まって、ひねじいに「おせーよ!」と罵られました(苦笑)。
そうだ、富士登山競争に出ている人にはおなじみなんでしょうけど、富士吉田口の登山道にずいぶん、こういうモノがありました。
下山しながら、ひねばあと「コレ、なんだろーねー」「バナジウム効果の岩盤浴じゃない?」「ゴツゴツしていて背中が痛そうだね−」とアホな話をしていたのだけれど、後でひねじいが浸透升だと教えてくれました。
大雨が降ったときに、表面の土が流れるのを防ぐために大きな石の隙間から水を誘導して地下に染みこませるんだって。
その際、土が石の隙間に流れ込むんで、時々石と土を掘り起こして、また石だけ入れておくのだとか。
ひねじい、カップラーメンを食べていたときに、イワヒバリがいると教えてくれたり、山や自然のことに詳しくて、実は口が悪いだけじゃないのよね。
と、一応書いておきます(^^;;)。
山に入って間もなくからケーゼさんの声が消え、下山するまで無口なケーゼさんだったことにビックリでした。
無口になっちゃうことがあるのね?
また お山に行こうね。
どこがハイキングじゃ〜(泣)。
騙された自分が悪いんだけどさぁ(しくしく)。
下りだしたら急に元気になったみたいで、
ひねばあがあきれてたわ〜。
で、そのとき、我々の遅さに懲りてきっと二度と誘ってもらえないだろうね、
って話してたのよね。
というわけで、最後の一言は右耳から左耳へスルー♪
>じろさん
熊は見なかったけれど、馬返しに行くまでにカモシカは見ました。
で、喰うならひねばあのほうが、上等なお肉だと思うのよね。。。(狡)。
御来光の写真、素敵、お裾分けありがとう♪
私も富士山に登ってみたくて仕方ないのですけど、なかなか実行できません。
なんか、もの凄く大変な用意をしなくちゃならない気がして。。。?
同じ画像をアップし直してもダメなので、ファイル形式を変更したモノを上げなおしました。
>ポーラ♪さん
装備は日頃からアウトドア系なコトやっている人だったら、
ほとんど揃っていると思うよ〜。
実際のところ、ワタシの合羽はオートバイ用です(だから重い)。
一昨年の夏はお鉢巡りをし損ねたので、
もう一度は山頂まで行きたいんですよね〜。
この時期でも富士山に登れるんですねぇ。
関西に住んでると中々行けないです。
石・・・初めて知りました。
5合目からしか登ったことがないんで1合目から登るとうこういう登山道なんですね。
日の出は7合目からの写真でしょうか。頂上まで行かなくてもとってもキレイですね。
日の出は6合目と7合目の途中です。
実は、6合目の富士山安全指導センターまでは、
10月上旬までOKなんですよ。
ええ、6合目まではね(汗)。
富士スバルラインも閉鎖になっていなくて、
車で来て6合目まで散策することができます。。。
でも、その日、山頂を目指す人は少なくありませんでした。
なお、佐藤小屋は5合目なので営業していて、トイレも利用できました。
熊がいるかいないか、本当のところは知らないけど、
いるとしたら森林限界になるまでの、下の方だと思う。
奥多摩にもいるから、富士の山麓にいてもおかしくないと思うよ。
関西からだとどうしても大遠征になっちゃうよね。
でも、まっちん、マラソンじゃかなり遠征しているから、
何の問題もないような気がするが。。。
一昨年の夏、登ったときは、全国各地からツアーバスが来ていたし、
それを利用すれば足も宿もセットだから、
「エイヤ!」と申し込むだけです(笑)。