2009年12月06日

ティンカー・ベルと月の石

先日、『ティンカー・ベルと月の石』の試写を観てきました♪

場所は六本木にあるウォルトディズニースタジオ試写室。
前に『ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛』の試写を観たのももここ。
ちゃんと数えなかったけれど100人弱という規模の試写室で、スクリーンは大きくはないけれど、椅子は最新の映画館と変わらず、さすがディズニーです。

ナルニアの時は字幕版だったんですけどね、今回は吹き替え版。
まず、そこが個人的には残念。
試写会ですからわがまま言えませんが(苦笑)。

妖精のティンカー・ベル(ティンク)というとピーター・パンのキャラクターですが、このシリーズはピーター・パンに出会う前のティンクを主人公としています。
シリーズ2作目で、前作は観ていません。

さて、ティンクが登場する最初のシーンは、作っている船の船底部分に潜り込んで、ミニのワンピから伸びた生足(?)。
3Dアニメですので、なかなか色っぽいです。

3Dアニメって初めてだったので、最初は人形みたいで違和感があったのですが、あっという間に慣れるものですね。
でも、ずっとティンクの足の動きが気になっていた〜(ヲヤジか!?)。

ストーリーは、平たく言えば、大役を仰せつかったティンクが、応援してくれている親友とケンカをしたうえ、大きなミスを犯して危機に陥り、一人でその問題に立ち向かう…という流れ。
最後は親友と仲直りをし、問題も解決してハッピーエンド♪となるわけです。
子供向け作品のおきまりのパターンだと言ってしまえばそれまでだけれど、キャラクターの魅力と、どういう世界観でどういう味付けをするかで、作品の個性と説得力が形成されると思います。

ピーター・パンでは、ウィンディたちにティンクの魔法の粉をかけて一緒にネバーランドまで飛んでいくのだけれど、その魔法の粉の設定がおもしろい。
妖精が飛んだり魔法を使ったりする源なんだけれど、無限にわいてくる物じゃなくて、毎日、一定量を支給されるんだよね。
で、それがなくなると飛べないし、魔法も使えない。

問題解決のための旅に出たティンクは、大切な魔法の粉の入った袋をなくしてしまう。
だから、その後は飛ぶことができなくて、必死に歩いて行くの。
飛べない妖精の懸命な姿は、魔法が使えないメインランド(人間の世界)の子供たちへのメッセージなんでしょうかね。

子供向け作品ため1時間21分という上映時間だったけれど、短さを感じなかったのは、内容が濃かったからかも。

ただね、最後の最後に「大切なのは目に見える物ではなく、友情!」みたなナレーションが入ったのは興ざめだった。
そんな教訓をいわれなくても、この映画の訴えたいことは伝わると思うんだけどな〜。

というわけで★★★☆☆のところ、お子様連れで観に行くお父さんも楽しめるということで★★★★☆(どういう評価基準だ!)。




posted by けーぜ at 23:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | 映画
この記事へのコメント
1作目、必要ならお持ちします。
Posted by ゆこいち at 2009年12月07日 11:07
>ゆこいち殿

守備範囲が広いですね。
では、お願いいたします!
Posted by けーぜ at 2009年12月07日 22:20
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