「バカバカニュース」とは、絶対にあり得ないバカげた話をニュース風に語って笑い合うという、ホモサピエンスの中で一番バカな人種「小学校低学年男子」の遊びである。
参加者は4名。
年中男子、小1男子、小3男子、ここまで兄弟&いとこ。
そして中年女子。
年中と中年。
漢字をひっくりかえしただけで、大違い(苦笑)。
「今日、北海道苫小牧市でフェリーが沈没しました。えーとえーと、みんな救命ボートで逃げたので無事でしたが、外国に流されてしましました!」
小1のバカバカニュース。
「今日、火事があったので消防車が火事を消そうとしましたが、行く途中で消防車が火事になっちゃったので、別の消防車が消しに行ったらまた火事になっちゃって…」
小3のバカバカニュース。
「バカ!」
年中のバカバカニュースは一言で終了。
「今日、道志川で三バカいとこが洗濯をしていると、ドンブラコドンブラコとけーぜが流れてきました。でも三人が無視したのでけーぜは相模湾まで流れて行ってしまいました!」
中年のバカバカニュース。
で、このバカげた遊びで、激しく感動したのは小1のバカバカニュース。
「宇宙が地球に吸い込まれてしまいました!ブラックホールも吸い込んだら気持ちが悪くなって吐いてしまいました!!」
すごい!
いくらホラだとはいえ、絶対に大人にはできない発想だよ!!
大人は「宇宙の果てから巨大な白色彗星が地球に向かってやってきて、地球は飲み込まれるかもしれません!(『愛の戦士たち』)」とか「水惑星アクエリアスが地球に近づき、地球が水没してしまいます!(『完結編』)」とは言える。
さらには「ブラックホールが近づいてきて地球は吸い込まれてしまいます(2009年12月12日公開予定の『復活編』)なんてことも言い出した。
でもそんなレベルをはるかに超えてます。
「宇宙が地球に吸い込まれる」だよ。
想像してみてよ、スゲー状況じゃない?
自分には「実際にあってもおかしくない程度のホラ話」しか思いつけないわ…(完敗)。
で、その後のワタシのバカバカニュース。
「けーぜがとうとう結婚しました!おめでとうございます」
小1男子の母がそれを聞いていて、ゲラゲラ笑いながら「自分が結婚があり得ない、バカバカニュースってこと!?」と突っ込まれてしまいましたわ(苦笑)。