ピンポーン!
夜分、おそれいります。
×××ですけど…。
訪問先は隣の大家さん。
用件は容易に想像がつくに違いない。
「スペアキーを貸してください(涙)」。
普段、鍵はバッグのポケットに入れている。
この日、ワタシは出社→打ち合わせのため外出→ランチ→
喫茶店で打ち合わせ→帰社→退社→国立競技場→帰宅、
という行動を取っていた。
ドコで落としたというのだ!
この際、遠くで落としているなら、かまわない。
一番イヤなのは、家の前に落とした場合だ。
火曜日。
デスク周りにはない。
仕事がピークで、昼に自宅にあったもう一つの鍵のコピーを作りにいくので精一杯、
立ち寄ったところに電話をかけることができなかった。
昨日の水曜日。
昼に出たついでに、レシートがあったランチを食べた店と国立競技場に
携帯電話で問い合わせたが、落とし物はないと言う。
打ち合わせに行った喫茶店の会計は同行した社員がしたので、
電話番号がわからず、その場ではかけられなかった。
そして今日。
定時が過ぎたので、私用電話だけど…、と思いながら、
ネットで喫茶店の電話番号を調べ、デスクの電話で問い合わせてみたが、やはりない。
受話器を置くと、隣の席の女性が「総務担当に聞いてみた?」と言った。
ソコを押さえてなかった!(汗)
そんなハナシをしていたら、席が背中合わせの男性が
「2、3日前に鍵を拾って、受付に預けましたよ…」。
えーーーーー! もしかして?
やっぱりウチの鍵でした。
会社はビルの1階が駐車場で、表の階段を上がった2階がエントランス。
その階段で拾ったんだそうだ。
出社したときに入館のIDカードを出したときに引っかかって、
バッグのポケットから飛び出したのだろう。
それにしても、昨日一件だけ同時にかけられず、今日デスクからかけたのは偶然。
外出がちで席にいることが少ない、隣の女性がいたのも偶然。
拾った男性の席が、背中合わせだったのも偶然。
たまたま隣の席の人と話をしていたときに、彼が着席していたのも偶然。
すべて偶然!
2月になったら、彼にはお礼をしよう。
所属する部署の唯一の男性(しかも1年生、若い!)だし。
そうなったら偶然ではなく、必然かも(赤い糸)。
その翌日、彼は研修で一日不在。
やっぱり??