2008年11月12日

世田谷246、19.9596kmマラソン

しつこいですが、正式な距離の発表とお詫びが世田谷区のHPに掲載されていたので、自分の覚え書きとして書いておきます。
19.9596km、だそうです。

勿忘草さんが何が起きたのか、本来であればどうすべきだったのかをコメントしてくれましたが、要するに、最初のランナーが間違ったコースを取ってしまった後、「審判が判断を誤って、後続ランナーの誘導をミスした」ってことのようです。

そういうことだよね??>勿忘草さん。




posted by けーぜ at 21:36 | Comment(2) | TrackBack(0) | ランニング
この記事へのコメント
はい、けーぜさんのおっしゃられる通りだと思います。
当時の現場の状況は、5`レースの最後尾のランナーの方々が競技場に入ろうとしているタイミングでした。
入場ゲートのDゲート前のジョギングコースから本来ならハーフの最後のコースになる競技場に沿った道まで赤いパイロンがズラリと並べられ走路が形成されていました。
が、落とし穴はその先にあった。
5`レースやハーフの応援者が今や遅しとばかりに、ジョギングコース辺りまではみ出て、Dゲートまでの花道を作ってしまっていた。そこにもってきて、5`の監察員が旗で誘導していたと言うんだから、ハーフの一位の選手はたまらない。気分良く花道を進んじゃった。
しかし、この選手より20m位前を、先導の自転車二台が露払いとして走っていたのです。この自転車は正規のコースを進んだ。自転車の後に付いて走るべきだった日体大の奥村選手は、よほど気持ちがよかったんでしょうね。花道の方を選んじゃったというわけです。
しかし、この辺りの事情をパッと飲み込んで切り替えなかった審判側にも問題がないわけじゃない。
「一位の選手はミスコースね、だから失格! じゃ、二位以下のの選手達が間違えやすそうな旗振りはやめて、誘導路を確保するだけにしよう。観客を排除しろ!」なんて冷静に、いや極めて冷酷にミスコースした選手を切り捨てるくらいの気概が審判長には必要だった。(自助責任を果たせなかった選手を守るべきでなく、公認レースを守るべきだったと、私は思うのですが、どうでしょうか?)
しかし、所詮そんなことは無理な話で、現場の監察員からの連絡で、どうしよう? なんて、幹部が鳩首を集めて事態を収拾しようと評議している間に選手は次々に入ってくる。仕方が無いから公認レースを草レースにしちゃえと大号令を発した、と。この辺りが実態でしょう。
誤って誘導したとされる現場の監察員の本来の職務は、走路妨害やそれこそコースのショートカットが無いかどうか? などレース進行中の不正などの監察の役割が課されているだけです。周回コースの場合は、その上に周回監視員という役割の役員が付く。(公認レースには1レースに実に多くの審判が必要になります。)
したがって、監察員には、ただ決められた役割だけを果たす任務があるだけで、そういう事態収拾の権限と責任はないと、競技規則にはある。だから、現場は責められません。

実際には起きませんでしたが、仮に、審判長の決断を受けてコース変更を指示された監察員が、どうしても正規コースを走りたいという選手(この場合、この選手は自助努力をしている選手の鑑といえます)を、いや、今日はこっちの方を走ってください、と誘導したとしたら、それこそ大問題になったでしょう。公認コースを走ろうとする選手を、敢えて未公認にするという権限など審判部には付与されていない。
もし、この選手だけが一人公認コースを走ったとしたら、どうなっていたのでしょうか? この選手を一位にするという決断を審判長は下せたのでしょうか? それとも、全員がミスコースしたんだから、一人の正しい者の方がおかしい! という、赤信号皆で渡れば怖くない、式の多数の論理がまかりとおっていたのでしょうか?
この選手の方が変! という論理が編み出されるでしょうね、きっと。
しかし、この選手にはJAAFへ上訴する権利があります。もっとも、一万円払わなければならないけどね。
Posted by 勿忘草 at 2008年11月13日 08:08
>勿忘草さん

詳細な解説をありがとうございます。
そっかー、じゃあ、ワタシ直進すればよかった!
でも、ワタシが公園内を走っていたころには、走路監視員も戻ってきていて、
誰も、ワタシが正規のコースを走ったことを証明してくれなかったでしょうね。
Posted by けーぜ at 2008年11月13日 22:29
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