■娘編
スタートロス15秒、2キロでチラリと見たラップは11分40秒くらい。
すでに喉が渇き、息は荒く、そのまま失速。
ゴボウ抜かれされながら、5キロでのリタイヤを決めた、というより、10キロまでも走る気力がわきません。
29分35秒で計測マットを踏み、左に寄って歩道に上がり、一礼。
真駒内駅に向かい、第一折り返し方面へ戻っていたら、コースからさかきさんに声をかけられました。
「10キロ辺りで、frunの旗を振っているオバハンがいたら母だから、リタイヤしたって伝えて!」と叫び返します。
frunの旗(バンダナ)を振っているか、「激走パネル」を掲げているかわからないけれど。
役員に「バスに乗りますか?」と聞かれたので、「地下鉄で行きます」と応え、真駒内駅へ。
というわけで、2008北海道マラソンは5キロで終了。
この後、中島公園に荷物を引き取りに行くまでに、エピソードがあるんですけどね(謎)。
frunの宴会では告白しましたが、×▽γ○★Ω※ακ◎△。
あれ? 文字化けしたみたい(意味不明)。
■母(少しだけ父)編
前夜、「激走」パネルを渡された母。
「○○まで車で自転車積んで行って、平岸辺りに行くわ〜」とのこと。
10キロの関門前後です。
「赤いウエアの人たちとは違うの?」
それはfrunです。
「じゃあ、どの人だかわからないわね」
ゼッケン××××番の人は、激走の人だから。
この人は三つ編みしていて、速いから10キロを通過するのはこれくらいだと思う。
「アナタのデジカメ、持って行って、赤い服の人を写す?」
お願いします。
「去年の赤い旗はないの?」
frunバンダナを棒につけたヤツですね、持って来てはいるけど。
「それも、持って行くわ」
でも、激走パネルと両方持てないでしょ、どうするつもり?
frun応援団はいても、今回「激走」応援団はいないはずだから、そっちを頼んだんです。
当日、11時前に娘を真駒内公園まで送り、いったん帰宅。
朝から砥石山を登りに行っていた父が戻ってきたので、一緒に家を出たそうです。
ショッピングセンターの駐車場で自転車を下ろしてみると、タイヤのエアが抜けていて、そこから10キロまでは歩くには距離がありすぎたので、7〜8キロ辺りに場所を取ったとか。
ちなみに、父は何をしていたかというと…。
「俺は本屋にいた」
…、だろうな。
「赤い人が来たら旗振って写真撮っていると、手を振り返してくれるのよ(嬉しそう)」
「で、こっち(「激走」パネル)は脇に置いておいたんだけど、出すヒマなくて」
「隣りのいた奥さんが『奥さん、旗振るの手伝うから、写真撮りなさいよ(撮るのに専念しなさいよ)』って言ってくれたんだけど、もっと早く言ってくれれば良かったんだけど、終わりの方だったのよね」
「で、『○○さん(本名)のお母さんですか? 5キロでリタイヤしました〜!』って言われたわ、あの人、赤い服じゃなかったけど」
彼、frunなんですけどね、最近は違うウエアで出ることが多いみたい。
で、写真の1枚。
本人の名誉のために言うと、ちゃんと写っていたのもあったけどね。
母君のフォトグラファーとしての「きらめく個性」を感じました(笑)
そして今年は「北海道5000メートルT.T」だったんですね。
まぁ風邪引いていたから懸命だと思います。
劇走パネル役立ったみたいでよかったです(笑)
ゆっくり休んで風邪早く治してくださいね!
絶妙なカット具合ですね。全く顔の判別不可能なのに、お母様に笑顔で答えてるのがわかるなんて。
10kmにいると聞いたからまだ大丈夫と思ったら9km地点にいたので止まることも出来ずに走りながらのご挨拶ですみませんでした。
来年はFRUNシャツで走らなきゃいけませんね。そうすれば写真に納まるかもしれませんので…
ちゃんと写っていたもののほうが多かったんですよ!
コンパクトのデジカメじゃ、焦点が合ってからシャッターが切れるまでに
時間がかかるから、「俊足ランナー」は間に合わないんだよ〜。
>南国花子殿
母のフォトグラファーとしての個性というより、
娘のエディターとして、あの写真を選んだセンスを誉めてください〜!
他にも、写ったのが背中の人もいました。
それでもきちんと背中が写真に収まっていて、
ナンバーも見えるので「誰」だかわかるんだけれど、
この写真の場合、「オレンジ色のウエストポーチ」だけが手がかりだもんねぇ。
>N山さん
「激」と「走」、よく左右反対に持ってしまうので、
裏面の端に小さく、「右」と「左」って赤ペンで書いておいたんだけどね。
北海道の太陽と風に当てたんで、良しとしてください(苦笑)。
>あさみさん
まともに写せた人も、写せなかった人も、写すことすらできなかった人も、
frunの旗(バンダナ)を見たら、笑顔で応えてくれたということで、
娘は行き着かなかったけれど、応援、楽しかったみたいです。
後から、frunの人たちからは、「こんな場所にいるのは誰かと思っていたんだけど、
けーぜせんのお母さんだったんだ」とか、
「顔がそっくりだったから、けーぜせんのお母さんだなって思った」とか、
言われました。
>さかきさん
伝言、ありがとうございます。
ワタシもさかきさんから声をかけていただかなかったら、
気がつかなかったと思います。
母は、「赤い人、でも、赤でも違う人もいる」
「frunと書いてあっても、赤くない人もいた(白地に赤文字)」
という認識で、シャッターを押していたようです。
ですので、frunシャツ(特に赤バージョン)だと写る可能性があります。
今年は、むぎさん、こうめさん、いちびりさん、ふれっぷさん達が写っていました。
写真有難うございました。
俊足で無いので巧く写っていた?
いやいや、お母様の腕前ですよ。
以下のお礼の伝言、宜しくです。
『御陰様でぎりぎり完走できました』
(嫌味)m(__)m
さり気に完走自慢、ありがとうございます(T_T)。
さすが腹黒殿下でございます<いつから殿下?
(閣下はそうらんさんだしね)
そうそう、例のモノ、母に好評でした♪
ありがとうございました!